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【首都スポ】

[大学サッカー]専大・気田 相手の守備陣に脅威与えるドリブラー

2019年5月17日 紙面から

エースドリブラーとしての真価が問われるFW気田。まずはコンディションを上げたい=川崎市多摩区の専大生田キャンパスで(平野皓士朗撮影)

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 第93回関東大学サッカー1部リーグ(東京中日スポーツ後援)は18日から第6節を戦う。天皇杯予選を行った関係で、約2週間ぶりのリーグ戦となる。昨季9位の専大は現在1勝1分け3敗の勝ち点4で9位。下位に甘んじてはいるが、内容的には上向き傾向にある。盤石の守備でチームを支えたいDF西村慧祐主将(4年・習志野)と完全復活を図るFW気田亮真(4年・千葉U−18)、この両主力選手が浮上のために死力を尽くす。 (関孝伸)

 昨季から10番を身にまとうFW気田は切れ味鋭いドリブルで相手守備陣に脅威を与える。得意とするのは左サイドから中へとカットインしてゴールを奪うプレーだ

 2年生だった一昨季のリーグ後半戦で、注目を大いに浴びた。前半戦では守備のことを考えすぎるあまり本来の特長を出せずにいたが、開き直って攻撃に注力し、手応えをつかんだ。

 「ただ、がむしゃらにやって、自分のストロングポイントをしっかりと伸ばすことを考えるようにしたんです。守備は最低限のことをやっていればいいだろうと吹っ切りました。(リーグ後半戦の)映像を見ると、迷わずにどんどん仕掛けています。チームの成績はよくなかったんですけど、個人としては楽しめた部分がありました」

 関東大学選抜のメンバーに選出されるほどのプレーぶりを見せ、専大のエース格へと成長を遂げた。迎えた昨季はさらなるブレークの予感。ところが、リーグ開幕前の故障が行く手を阻んだ。

 第4節の先発復帰戦でゴールをマークしたものの、その後、まだ完調ではなかったコンディションをベストの状態にもっていくことがなかなかできなかった。けがも重なり、元来の姿を披露し切れないシーズンを送るはめになった。

 そして、今季もまた、開幕前に負傷し、出遅れてしまった。第4節で試合復帰。チームの成績が芳しくないため、スタンスが難しいところだが、昨季の経験を踏まえ、まずは自身の完全復活を最優先に考えている。

 「自分の(調子を上げる)ことだけに集中します。それがチームの結果につながると信じてやっていきます」との意志の下、一日一日を大切に過ごす。「人生がかかっています」と位置づける大学ラストシーズン。「プロになる」という目標を実現させるためにも、最高のドリブルをよみがえらせなければならない。

5年ぶりのリーグタイトル奪還に向け、全力を傾ける西村(左)と気田

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◆気田アラカルト

 ◆ウイニングイレブン サッカー部で最強のチームメートに対戦を挑んでいる。勝率は2割か3割程度。ゲームを全くやらないタイプだったのだが、今年に入ってはまった。

 ◆読書 自分の役に立つと思われる本を寝る前に開く。小説ではなく、サッカー選手にとって参考になりそうな、体づくりやメンタルに関する物などに興味が湧く。ただし、今、読んでいるのは「深みがありそうだったので」との理由から「一切なりゆき〜樹木希林のことば〜」。

<気田亮真(きだ・りょうま)> 1997(平成9)年8月12日生まれ、千葉県柏市出身の21歳。172センチ、64キロ。同市立高柳小2年のときに高柳FC(当時)でサッカーを始めた。小4でカナリーニョFCに移り、中3までプレー。高校時代は千葉U−18に所属し、3年時の日本クラブユース選手権(U−18)で4強入りした。専大では1年時から出番を与えられ、2年時に関東B・北信越大学選抜の一員に選ばれた。

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