トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 首都スポ > 記事

ここから本文

【首都スポ】

大学スポーツ紙競演 サッカーインカレ編 駒大スポーツ

2018年12月4日 紙面から

安藤はゴールという結果でチームへの貢献を誓う(駒大スポーツ提供、宮下響撮影)

写真

◆4年・MF 安藤翼 

 努力で復活“セクシーフットボーラー”華麗に魅せる

 8年ぶりにインカレに帰ってきた駒大。フィジカルが持ち味の選手の中で、MF安藤翼(市4・長崎総合科学大付高)はチームの攻撃に彩りを加える。相手を一瞬でかわすドリブルセンスや繊細なボールタッチで、見る者を自然と魅了するドリブラーだ。

 エースとして活躍した高校時代に世代別代表への招集歴もあり、鳴り物入りで駒大の門をたたいた。入学から2年間は途中出場が多かったが、3年時に頭角を現した。第6節から先発に定着すると、第10節には初ゴールを含む2ゴールの大活躍。リーグ戦16試合に出場し、飛躍のシーズンとなった。

 しかし、4年時は開幕前から負傷を抱え、戦線離脱を余儀なくされる。復帰直後は2試合連続アシストを記録したが、課題であるスタミナ不足が露呈。夏の総理大臣杯では出番がなかった。

 ここから安藤は体力強化のため、徹底的な走り込みを実施した。高山トレーニングのジムにも通い、槙野智章(浦和)らプロと同じメニューを消化。ピッチ外でも鍛錬を重ねた。「4年の意地。理屈ではなくやるしかない気持ちに変わった」と当時を振り返る。

 コンディションは日を追うごとに向上。インカレ出場を決めた第21節には約5カ月ぶりの先発復帰を果たす。開始早々からチームのために走る姿は変貌を物語っていた。続く最終節・筑波大戦もスタメン出場。得意とする仕掛けはもちろん、DFを背負いながら、ためをつくる献身的なプレーで勝利を手繰り寄せた。

 今大会に向けて「このチームで日本一を絶対に取れる」と自信をにじませる。「体は動いている。あとは結果を出せればいい」と自らのさらなる成長へ向けて視界は良好だ。秋田浩一監督(63)も「半人前」としながらも、「ためがつくれるのはありがたい」とその重要度を示している。

 努力を経て復活した“セクシーフットボーラー”が、駒大を夢の日本一へ導く。 (宮下 響)

◆筆者のひと言

<宮下響(GMS学部3年)> 「今大会をもって、私はコマスポを引退します。この場を借りて、『仲間』に感謝を述べさせてください。取材や制作で苦楽をともにしたコマスポの同志たち。いつでも支えて背中を押してくれた親友、家族。そして、私を『仲間』として迎えてくれた駒大サッカー部の皆さまへ。最大の感謝と愛を込めてこの大会を戦い抜きます。ありがとう」

 ※GMS=グローバル・メディア・スタディーズ

 ※筆者署名や選手出身校などの表記は各紙のスタイル

 ※駒大・安藤選手の学部(学科)は「経営学部市場戦略学科」の略

    ◇

 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ