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【ラグビー】

桐蔭学園・藤原監督、悲願初V「長かったぁ…」

2020年1月8日 紙面から

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◇全国高校ラグビー大会<決勝> 桐蔭学園23−14御所実

 令和初の王者は桐蔭学園!! 第99回全国高校ラグビー大会は7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で、Aシード同士の決勝が行われ、桐蔭学園(神奈川)が御所実(奈良)を23−14で下して、東福岡と両校優勝した第90回大会以来2度目、令和で最初の日本一の座に就いた。単独では初の全国制覇で、今季は春の全国選抜大会、夏の全国7人制大会との3冠も初めて達成した。御所実は4度目の決勝でも頂点を逃した。前回大会準優勝の桐蔭学園は前半、3−14とリードを許して折り返した。後半に3トライを挙げて逆転。堅い防御で御所実を無得点に抑えた。

   ◇

 「長かったですね。7回目の決勝で初めての単独優勝。今回花園に来てからも長かった」

 桐蔭学園の藤原秀之監督(51)は深く息を吐いた。

 今大会から取り入れたのが対戦相手のレクチャーだ。戦術の分析ではない。対戦校の歴史、文化を知る。決勝前日もコーチから御所市について、2年生部員から御所実についてのプレゼンが行われた。「3回戦の浦和戦のときに始めた。相手の歴史や文化を知ることは大きかった」と藤原監督。相手をリスペクトすることで、桐蔭フィフティーンは厳しい局面でも冷静に戦えた。

 その境地に達したのも、紙一重の苦い敗戦を重ねたゆえか。「今回は100%の準備ができた。99%じゃなく。勝って生徒を迎えられるのは監督冥利(みょうり)に尽きる。七転び八起きの精神で生徒と一緒にやってきたのが報われた」。指揮官の目は、心なしか潤んで見えた。

 

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