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【ラグビー】

5人初先発 主力欠いた帝京大13年ぶり初戦敗退 岩出監督 「けが人が出たことも含めて力不足」

2019年12月15日 20時39分

流通経大に敗れ、悔しそうな表情でグラウンドを去る帝京大の選手たち

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◇15日 全国大学ラグビー選手権3回戦 流通経大 43―39 帝京大(埼玉・熊谷ラグビー場)

 ラグビーの全国大学選手権第3日は15日、埼玉・熊谷ラグビー場などで3回戦4試合を行い、流通経大(関東リーグ戦3位)が過去9度の優勝を誇る帝京大(関東対抗戦3位)を43―39で破った。帝京大が初戦で敗れたのは2006年度以来13年ぶり。

 帝京大の“赤いジャージーの魔力”はどこへ行ってしまったのか。リードして迎えたラスト5分、ひとたびボールを手に入れたら憎らしいまでのフィジカルの強さでボールを支配し続ける巧みな試合運び。かつて帝京大の看板だったキープ力をこの日見せつけたのは流通経大の方だった。

 後半32分の逆転トライで43―39と4点のリードを奪うと、キックオフからボールを支配し続け、逃げ切りを図る。4点を追う帝京大は必死に密集に突き刺さったが、ボールを奪い取ることはできなかった。タイムアップのホーンが鳴ると、流通経大はすかさずボールをタッチに蹴り出す。ノーサイドの笛とともに、強さの象徴だった赤いジャージーは、芝の上に力なく崩れ落ちた。

 勝ち越し、勝ち越されのシーソーゲーム。だが、FW本郷泰司主将(4年・京都成章)、トライゲッターのWTB尾崎泰雅(3年・伏見工)ら看板選手をけがで欠き、ゲーム主将を任されたFW佐藤羅雲(4年・つるぎ)ら5人が今季初先発という“若い”チームはどこか勝負強さに欠けた。

 岩出監督は「ここを乗り切れば次はけが人も戻ってくる。(去年敗れた)天理大とやりたかったけど…。けが人が出たことも含めて力不足でした。いろいろな思いはありますが、今日は何を言っても選手には届かないのでやめておきます。流通経大を祝福します」。指揮官は悔しさを懐に忍ばせ、相手をたたえた。

 

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