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【ラグビー】

[ラグビー]引退後は牧場経営のトンプソン「これでモデル人生が終わった」“W杯効果”で観衆5068人

2019年11月17日 20時8分

ボールを持って突進するトンプソン

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眉間の右に深い傷を負ったトンプソン

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◇17日 ラグビー・トップチャレンジリーグ第1節 近鉄64−29清水建設(ヤンマーフィールド長居)

 W杯日本大会で8強入りした日本代表のロックで、今季限りでの引退を表明する近鉄のトンプソン・ルーク(38)が先発出場。後半14分に交代するまで、いつもと同じように体を張ったプレーでチームを鼓舞した。

 トンプソンのラストシーズンが始まった。W杯の激戦から体を癒やし、チームに合流してわずか2週間。有水監督には「チームにまだフィットしていない。個のプレーは別格だが、他の14人とリンクしていくのはこれから」と言われる状態。それでも、「大丈夫。近鉄でのプレーも14年目」と出場を志願した。

 スタジアムには、トップチャレンジでは異例の観衆5068人が集まった。「ラグビーの雰囲気が変わった。にわかも前のファンも、たくさん来てくれてうれしい。テンションが上がるし、エナジーも満タン」。接触で眉間の右に傷を負っても「これでモデル人生が終わった」と笑い飛ばした。

 この日は家族が応援に駆け付けた。子ども3人と観戦した妻ネリッサさんは、6〜7年前から引退をほのめかしては「もう一年」と続けてきたと明かし、「でもこれが最後。体が潮時だと言っている。大好きな日本を離れるのは寂しいけど、次の人生もある」。一家は母国ニュージーランドに戻って牧場を経営する。

 38歳の鉄人のやり残しは後継者の育成だ。「能力があれば成功を約束されているとは思ってほしくない。努力とハードワークによって心技体が鍛えられる」。残り6試合。24日は自宅近くの花園ラグビー場で、豊田自動織機との大一番を控える。「花園で試合をする最後のチャンス。明日からの準備が大切」。身をもって示していく。

 

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