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【ラグビー】

ラグビーW杯の熱はまだ冷めない 『金曜夜の刈谷が埋まった』下部リーグ開幕!観客は昨年の4倍

2019年11月15日 22時59分

多くの観客を背にプレーする選手たち

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◇15日 ラグビートップチャレンジリーグ第1節 豊田自動織機45―17マツダ(ウェーブスタジアム刈谷)

 ラグビーのトップチャレンジリーグ(TCL)は15日、愛知県刈谷市のウェーブスタジアム刈谷で第1節の豊田自動織機―マツダを行い、上部リーグのトップリーグ(TL)より一足早く開幕した。試合は豊田自動織機が45―17で快勝。TCLは来年1月19日まで行われる。TLの開幕は来年1月12日。

 「ラグビーロス」には朗報だ。下部リーグのTCLとはいえ、日本ラグビー史上初のW杯ベスト8進出に貢献した日本代表ロックのトンプソン(近鉄)やFBのトゥポウ(コカ・コーラ)だけではなく、世界のトップ選手も参戦する。テレビ放映はほとんどないが、スタンドに足を運べば極上のプレーを見ることができる。

 この日はサモア代表のSOとしてW杯でも活躍したピシが、豊田自動織機のFBとして先発出場した。TLの強豪・サントリーでもプレーしたベテランは開始早々から存在感を放った。カウンター攻撃で最後尾から蹴ったボールを自らキャッチ。オフロードパスでつなぎ、最初のトライを導き出した。

 「日本大会は観客などの雰囲気が素晴らしく、僕が出場したW杯の中で最高によかった。そんな第2の故郷と思っている日本で再びプレーできるのはうれしい」

 試合前はチケットを求めるファンが列をつくり、メインスタンドはW杯の興奮を忘れていない会社員や親子連れらが埋め尽くした。観客数は3182人。昨年9月のTCL開幕戦、マツダ―近鉄(三重・鈴鹿)の約4倍増だ。豊田自動織機の広報・普及担当者は「TLのときも刈谷で試合をしたが、ファンが列をつくる光景はあまり見たことがない。W杯の盛り上がりを感じる」と驚いていた。

 後半出場のプロップ長江は、自身の日本代表経験を踏まえて感慨に浸った。「ラグビーへの注目度が高まっている中で、すぐに開幕できたことはありがたい。僕らの頃は代表戦でも空席があった。きょうは金曜のナイターというお客さんが集まりにくい状況でも、これだけ入ってくれた」

 TCLを盛り上げ、来年開幕のTLへつなげたいとの思いにも駆られている。「チームの目標は全勝優勝。そこを目指していれば、おのずと激しいプレーやいいプレーは出てくる。TCLを引っ張っていきたい」。選手には、ラグビー熱を冷まさないようにという決意が満ちていた。

 

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