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【ラグビー】

松島幸太朗、欧州でプレーしたい 4年後は4強 世界最優秀目指す

2019年11月9日 紙面から

W杯で成長を実感した松島。次に見据えるのは世界の頂点だ!=東京都府中市のサントリーグラウンドで(大友信彦撮影)

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 4年後は4強以上、個人的には世界最優秀選手を目指す! ラグビーW杯で日本代表WTBとして史上初の8強進出に大きく貢献した松島幸太朗(26)=サントリー=が8日、東京都府中市の所属チームのグラウンドで報道陣の共同取材に応じた。大会で挙げた5トライは日本歴代最多はもちろん全体でも3位。世界のトップ選手の仲間入りを果たした日本のエースが、過去、現在、未来を語った90分をたっぷりお届けする! (大友信彦)

 −W杯が終わってどう過ごしているか。4年前と比較して疲労はどうか

 「1週間は何もしないで休んで、今週から軽く汗を流す程度に動き始めた。体に関しては回復した。メンタル的には前回よりもやり切った感があって、ちょっと休みたい。実際、今サントリーは練習が始まっているけど休ませてもらっている」

 −W杯での自分のプレーを振り返ると? 2大会連続で全試合フル出場ですね

 「5試合通じて自分のプレーを安定して出せたのは自信になった。試合に出るモチベーションが高かったので、すごく充実した大会だった」

 −リーダーグループの一員になったのは

 「去年の春頃から。選ばれてからはしっかり発言するようにしたし、チームのことをより考えるようになった。前回のW杯はついていくだけだった」

 −リーダーグループで特に感じたことは

 「リーチがチームのことを考えて毎日発言しているのを見て、器がでかいと感じた。常にノートを持ち歩いているんです。リーチには重圧に耐える精神力がある」

 −W杯の前はFBで出たいと言っていた

 「W杯の舞台は特別なところで、妥協も必要。自分は、ボールを持ったときに相手と間合いのあるFBの方がやりやすいので好きだけど、WTBとしてトライを取り切って、チームに勢いを与えることができた」

 −大会前にチーム内で前回大会の経験を他の選手に話す機会があったか

 「チームディナーで僕から話したのは、感情が高ぶると思うけど、大事なのは冷静さを保つ、試合中に次のことを予測する、それを周りと話し合う、ということ」

 −自分のプレーで良かったと思う部分は

 「ボールを持ったときに、ステップワークで前に出られる場面が多かったこと。試合ごとにマークは厳しくなったけれど、スコットランド戦ではいい突破ができた。あと、南アフリカ戦でハイボールキャッチをしっかりできたこと。W杯前の対戦ではそこを狙われたので、そこは技術的にもメンタル的にも成長できた」

 −スローガンの「ONE TEAM」としてまとまったのはどの時期だったか

 「本当に強い絆になったのはアイルランド戦だった。試合をしている最中に、周りの選手とのコミュニケーションがすごく多かった。プレーが途切れたときにはすぐ『次はこうしてくるからここを修正しよう』という情報共有が多かった。リーダーだけじゃなく、ピッチにいる15人、リザーブも含めてコネクション(連携)が取れていて、チームとして強くなったことを実感した」

 −8強という目標を達成した思いと、4強に進めなかった思いと、どちらが強いか

 「4強に進む力はあったと思う。けれど、まずは先を見ず8強に行くという目標を持っていたから、1次リーグの1試合1試合をしっかり戦えた」

 −日本が敗れた南アフリカが優勝

 「決勝はスタジアムに見に行って『いいなあ』と思ったし、次の大会では自分たちももっと良い結果を残したいという気持ちになった」

 −4年後の目標はもうチームメートと話したか

 「みんな8強以上を目指すと思ってるはず。4強以上を狙えるチームにしないといけない」

 −次の大会までの4年間をどう過ごすか

 「まず自分自身がレベルアップすることが大切。この4年間は海外で、できれば欧州でプレーしたい。スーパーラグビーはもう経験したし、より厳しい環境に自分を置きたい。具体的な話はまだですが、自分にあったチームがあるならチャレンジしたい」

 −次のW杯までにはワールドラグビーの世界最優秀選手も狙う?

 「そういうタイトルを狙える位置に立てる選手になりたい。そのためにも海外でプレーしたいです」

 −とりあえず、今季はトップリーグでプレー

 「はい。1月12日の開幕戦は東芝が相手なのでリーチと徳永をしっかりつぶしたい(笑)」

<松島幸太朗(まつしま・こうたろう)> 1993(平成5)年2月26日生まれ、南アフリカ・プレトリア出身の26歳。178センチ、88キロ。ポジションはWTB、FB。桐蔭学園高(神奈川)を卒業後、南アフリカのチームを経て、サントリー所属。世界最高峰リーグのスーパーラグビー(SR)では15年にワラタス、16年にレベルズ(ともにオーストラリア)、17〜18年はサンウルブズに所属した。日本代表では39キャップ。

 

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