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【ラグビー】

エディー監督夢散… イングランド完敗で3度目の準V

2019年11月3日 紙面から

準優勝のメダルを胸にうつむくイングランドのジョーンズ監督(小嶋明彦撮影)

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◇ラグビーW杯<決勝> 南アフリカ32−12イングランド

 勝利へのシナリオは、どこから狂ってしまったのか。イングランドのエディー・ジョーンズ監督は潔く負けを認めた。

 「今週、われわれは良い準備をしてきたけれど、きょうはゲームの波をつかむことができなかった。南アフリカが良すぎた」

 試合の流れを決めたのはスクラムだった。スクラムで相手にPKを与えたのは前半だけで4度。うち2度がPGによる失点に直結してしまう。

 「反則で試合の流れを相手に持っていかれてしまった」。準決勝まで獅子奮迅の働きだったロックのイトジェもうなだれるだけだった。

 英国の記者から「準決勝はあんなによかったのに、なぜ今週は?」という質問が飛ぶ。指揮官は「なぜそう考えるんだ?」と聞き返した。

 「このW杯には世界の20チームが参加した。その中でわれわれは2位に入った。私は選手たちを誇りに思う。もちろん1位になりたかった。だけど、彼らの努力が足りなかったわけではないんだ」

 前回大会、イングランドはホストながら1次リーグ敗退という屈辱を味わった。そこが初の外国人指揮官となったエディーの出発点だった。

 「日本でのW杯は素晴らしかった。会場はどこも満員で最高の雰囲気だった。過去最高のW杯だったと思う。残念なのは僕らがきょう勝てなかったことだけ」

 エディーはそう言うと笑って「でも、明日は、またやって来ます」と付け加えた。勝負を知り尽くした人の笑顔だった。 (大友信彦)

 

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