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【ラグビー】

「トップ8うれしい」けど…リーチ 強化継続を訴え「日本が強いままでいることが大事」

2019年10月21日 19時31分

南アフリカ戦から一夜明け、記者会見するリーチ主将(中央)らラグビー日本代表

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 ラグビー日本代表は21日、W杯準々決勝で南アフリカに敗れてから一夜明け、東京都内で総括会見を開いた。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)は「3年間のハードワーク」が8強入りを可能にしたと語り、リーチ・マイケル主将(31)は「強さを継続しないといけない」と強化継続を訴えた。

 4強の壁は厚かった。だが恥じることはない。世界8強という大目標を日本代表として初めて達成したのだ。

 「このチームのキャプテンを務めたことに誇りを持っています。2011年からここまで、日本代表の成長をすごく感じます。ベスト8に入れたのはすごくうれしい」

 リーチは静かな口調で足取りを振り返った。初めて出場したW杯は2011年のニュージーランド大会。日本の成績は0勝3敗1分だった。

 成績が上昇カーブを描いたのは翌12年、エディー・ジョーンズHCが着任してからだ。猛練習を重ね、相手を分析し、15年W杯では初戦で南アフリカを撃破するなど3勝を挙げた。だが、トライ数によるボーナス勝ち点を挙げられなかったことが響き、1次リーグ3位に終わり、目標の8強には進めなかった。

 その結果を受けて、16年秋に指揮官に就いたのがジョセフHCだった。「この3年間、このチームはハードワークを続けてきた。これまで以上に努力したことで、トップ8入りすることができました」と胸を張った。

 リーチは「今の日本代表は、ジェイミー(ジョセフHC)とリーダーグループが『ONE TEAM』を作り上げた」と言う。前回15年W杯のときも五郎丸、畠山らとリーダーグループを結成したリーチ。ミーティングを重ねてチーム力を高めた。その土台に、ジョセフ体制ではラファエレやラブスカフニら外国出身選手も加わり、チームの経験と個々の経験が蓄積された。相乗効果でリーダーグループはより機動力を増し、多様な個性がひとつの生命体としてまとまった。

 そして未来へ。

 「大事なのは日本代表が強いままでいること。強さをずっと継続しないと」とリーチは言った。

 「日本代表が強ければ子供たちがラグビーで日本代表になりたくなる。そんな子が増えれば日本代表はまた強くなる」

 自身の今後については明言しなかったが、その目は4年後のW杯フランス大会を確かに見据えていた。

 

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