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【ラグビー】

松島幸太朗は止まらないW勲章へ猛進!トライ王だけじゃない運び屋王も狙える 20日南ア戦4強入りで再び世界に衝撃を!

2019年10月19日 22時24分

南アフリカ戦前日の練習で笑顔を見せる松島(左)ら

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 W杯で初めて決勝トーナメントに進んだラグビー日本代表は、20日の準々決勝(東京・味の素スタジアム)で4強進出を懸け、南アフリカと対戦する。WTB松島幸太朗(26)は1次リーグ終了時点でトップタイの5トライ、ボールキャリー部門でも2位と好調。チームは試合前日の19日、東京都内で最終調整した。

 インゴールへの“運び屋”WTB松島が、4強への道を切り開く。1次リーグではボールキャリー部門で2位となる350メートルを記録。1位は敗退したフィジーのラドラドラの400メートルで、単独トップまであと50メートルに迫った。トライ王だけでなく「運び屋王」も視界に入る。

 死闘となった13日のスコットランド戦後にはこう言った。「試合中は余裕がない。けど、試合が終わってみればトライ王の気持ちも出てくる。そういう立ち位置にいるので狙っていきたい」

 試合中は無の境地。しかし、試合後は欲を隠さない。ベスト8だけでも快挙だが、4強入りを達成すれば伝統の10チーム(ティア1)以外では史上初の衝撃となる。しかも、運命の相手は松島が6歳まで家族で過ごし、高校卒業後に海を渡った国だ。

 「海外の選手の発想を身近で体験したい」と南アフリカで2年間、心技体を磨いた。同国の20歳以下代表入りの誘いもあったが、「迷ったけど日本でやる気持ちの方が高かった」と桜のジャージーを着る決断をした。

 南アで研さんを積んでから5年。日本代表で濃密な経験、実績を積んだ。前回大会では優勝2回の同国を破り、世紀の番狂わせと言われた「ブライトンの奇跡」のメンバーにも名を連ねた。

 その試合では、W杯最多の15トライを記録するスピードランナーのハバナを“完封”。今回は170センチの小兵WTBコルビとのエース対決となる。南アの国内リーグで対戦経験のあるコルビは「松島は自由に走り回るいい選手」と評価している。

 9月6日の壮行試合・南ア戦でも1トライを挙げた松島は言う。「すごく勢いに乗っている。最初の40分がカギ。戦術通りにできるかがキーになる」

 ボールキャリー350メートルは、チーム2位のナンバー8姫野より147メートルも長い。ここまでの全4試合でフルタイムに出場しているのは松島をはじめ姫野、ラファエレ、ラブスカフニの4人だけ。欠かせない大黒柱に成長した高速の“運び屋”が守備王国の網を突破し、未知の世界となる準決勝へと導く。

 

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