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【ラグビー】

台風が迫る中、日本代表が前日練習強行 予定繰り上げ、決戦の地・横浜へ移動

2019年10月12日 16時10分

水しぶきを上げてグラウンドに入るラブスカフニ

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 ラグビーW杯日本大会1次リーグで日本代表は13日、史上初の決勝トーナメント進出を懸け、日産スタジアムで行われる最終のスコットランド戦に臨む。

 大一番を控えた12日は、台風19号の影響による強い雨風の中、全31選手が東京都内のグラウンドで最終調整した。練習後は台風の最接近を前に、この日の予定を繰り上げて決戦の地・横浜へ移動した。

 運命の一戦に向け、グラウンドでは準備を尽くした。台風19号が迫る中、日本代表は実施が不透明だった前日練習を強行。早朝の芝の状況などからゴーサインが出ると、開始時刻は午前8時30分に設定。当初の予定より30分繰り上げた。報道各社への通達は午前7時20分すぎになる急きょの変更だった。

 雨が打ち付けるグラウンドは水が浮き、楕円(だえん)球が弾まずにその場に止まった。雨水は競技場メインスタンド下の出入り口付近に流れ込み、選手は膝の下まで水に漬かりながらグラウンドに出た。

 プロップ中島(神戸製鋼)は水たまりでつまずき、あわやダイブの格好で「Yeah Boy!」と声を上げ、チームメートらの笑いを誘った。

 ただ、グラウンドに集まれば真剣モード。公開された冒頭15分間は、3試合ぶりにゲーム主将を務めるフランカーのリーチ(東芝)、キャップ記録最多タイのロックのトンプソン(近鉄)ら全メンバー31人が、ダッシュなどで体を温めた。合間にスタッフを交えて円陣を組み、決戦に臨む気持ちを高めた。

 試合が中止になると、日本の8強入りが決まる。ただ、チーム全員が望んでいるのはスコットランドとの真っ向勝負だ。堂々と勝ち上がって、世界に日本の強さを知らしめる。雨にも負けず、風にも負けず、そしてスコットランドにも負けないー。13日、日本ラグビー史に新たな一ページを刻む。

 (高畑章)

 

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