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【ラグビー】

「選手31人、スタッフも含めて、過去最高の1週間の準備をしたい」田村優 因縁のスコットランド戦へ闘志

2019年10月7日 21時2分

記者会見でスコットランド戦に向けた意気込みを語る田村

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 ラグビーW杯日本大会で、1次リーグ3連勝を飾った日本代表は7日、史上初の8強入りを懸けたスコットランド戦(13日・横浜)に向け、東京都内で練習を再開。全31選手が、ウエートトレーニングなどで汗を流した。SO田村優(30)=キヤノン=は、2015年大会に続く因縁の対戦を前に「選手31人、スタッフも含めて、過去最高の1週間の準備をしたい」と決意を示した。

 募る気持ちは、今は隠す。代表史上初の1次リーグ突破を懸けて、4年前に唯一の黒星を喫したスコットランドを迎え撃つ。司令塔・田村は「巡り合わせですかね」と冷静な態度を貫くが、胸中には闘志をたぎらせている。

「チームでW杯が始まった時から4戦目がキーになるといっていた」。実力通りに戦えば、大一番となることは織り込み済み。勝ち点のボーナスポイント(BP)を二つ獲得すれば、たとえ敗れても突破できる優位な状況となったが、田村は「もう1回切り離す」と仕切り直しを強調する。

 15年大会1次リーグ2戦目のスコットランド戦。世界中に衝撃を与えた南アフリカ撃破から中3日で、大会初戦の相手に挑んだ。「苦しかった」。後半に5トライを奪われるなど10ー45で敗れた。田村は大会唯一の先発出場で、痛恨の敗戦を味わった。

 互いに4戦目で対戦する今W杯は、逆の立場だ。中3日で臨むスコットランドに対し、日本は中7日と十分な期間が空く。それでも「特にどちらに有利、不利とかはない」と慎重な姿勢を崩さない。

 3戦目までに田村はPGなどで40得点をマークし、14点差で個人ランク1位を独走する。「(興味は)あんまりない」と個人記録は気に掛けないが、ここぞの場面で流れを呼び込んだり、7点差以内のBPを狙う展開となったりすれば、その能力は欠かせない。

 5日のサモア戦の勝利後、主将のリーチが「スコットランドをボコりたい」と豪語したように、チームには沸き立つ思いがある。「僕自身もすごい高ぶっている」と田村も同じだ。ぶつける機会は、次戦にほかならない。「日曜日、爆発するはずです」。思いがこもったプレーの先には、歴史を塗り替える勝利があるはずだ。(高畑章)

 

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