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【ラグビー】

田中史朗、前回完敗した因縁のスコットランド戦「100%の準備で戦う」 東京駅ではジャパンを熱烈歓迎

2019年10月6日 21時57分

東京駅に到着し、大勢のファンの歓迎を受けるラグビー日本代表の選手たち

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 ラグビーW杯日本大会1次リーグA組第3戦のサモア戦に勝利してから一夜明けた6日、日本代表の藤井雄一郎強化委員長(50)とSH田中史朗(34)=キヤノン=が東京都内で記者会見。史上初の8強入りが懸かるスコットランド戦(13日・日産スタ)に向けて、藤井強化委員長は「この1週間のために、この3年間過ごしてきたといっても過言ではない。次の試合は6万人の観衆の中でやるので、追い風をもらっていいプレーができるのではないか」と語った。

 サモア戦は劇的な幕切れとなり、豊田スタジアムを埋めた約4万人の観客が熱狂した。最後のワンプレーでWTB松島がトライを決め、日本はボーナスポイントを加えた勝ち点5を手にした。藤井強化委員長は、キックで相手にボールを渡す消耗戦の戦術が奏功し「結果的に望んでいた通りに、勝ち点5を取れてよかった」と喜んだ。

 この試合はフランカー姫野(トヨタ自動車)が攻守に活躍。密集の中で相手ボールを奪う得意のジャッカルで、チームの窮地を何度も救った。「重要なところでジャッカルがあったし、前に出るシーンもあった。地元でエネルギーをもらって、いいプレーができたんじゃないか」と強化委員長。田中も「これからの日本を引っ張っていく選手。海外にもひけをとらないパワーがある」とたたえた。

 ラブスカフニとリーチのダブル主将体制は2戦連続で続く。強化委員長は「アイルランド戦で流れがよかった。リーチも責任、負担が減る分、プレーに集中できた。お互いにいいプレーができている」と言い、次戦も引き続き同じ体制で臨むことになりそうだ。

 4年前は、南アフリカを破った後のスコットランド戦で敗れた。この唯一の敗戦で決勝トーナメント進出を逃している。13日の運命の一戦は、雪辱戦でもある。しかし、田中は「前回大会のことは意識しない。次の一戦に全力で臨む気持ちで準備したい。意識すると個人の感情が入ってしまう。100%の準備をし、チームとして戦う」と邪念を払って、目の前の試合に集中する。

 勝てばリーグ1位で通過し、南アフリカとぶつかる公算が大きい。藤井強化委員長は「次の試合は大事」としながらも「目標はベスト8、その次も狙っている。南アフリカとは、W杯前に1度試合をしている。コーチ陣は絶対に食ってやろうと分析を始めている」と強気に語った。(末松茂永)

 

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