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【ラグビー】

田村、アイルランド戦は「4年前の南ア戦と違い、勝つ気満々で勝った」

2019年10月1日 紙面から

サモア戦へ意気込みを語る田村=東京都港区で(岩本旭人撮影)

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 ラグビーの日本代表は30日、W杯日本大会1次リーグ3戦目のサモア戦(10月5日・豊田スタジアム)に向けて、東京都内で本格的な練習を再開した。アイルランド撃破の波紋が世界に広がる中、SO田村優(30)=キヤノン=は「過去の2試合は終わったこと」と浮かれとは無縁。愛知県岡崎市出身で、地元でのサモア戦に向けて集中した。アイルランド戦で肋(ろく)軟骨を痛めたナンバー8マフィは、下半身中心の別メニューで調整した。

 世界を驚かせた勝利から2日。再スタートを迎え、司令塔の田村は泰然としていた。

 「4年前とは状況が違いすぎる。(アイルランド戦は)勝つ気満々で勝った。大きなことではあったが、そこまで衝撃的なことではない」

 前回大会の南アフリカ戦に続く大物食いで、世界中から注目されるほどのインパクトは残した。自身も4本のPGなど14得点と貢献した。それでも、田村は当然の勝利と思っている。だから、特別な気持ちにはならないというのだ。

 田村自身が身をもって知った、苦い経験が生きている。2015年大会は、南ア戦の大金星から中3日でスコットランド戦を迎えた。唯一の黒星を喫し、リーグ順位に響いた。今回、チームは宿舎に戻った後も飲酒を控えるなど、浮かれる雰囲気はなかった。田村は「サモア戦に良い準備して勝ちたい気持ちがすぐ出てきた」と難なく切り替えた。

 不動の主力選手となり、中学時代までを過ごした愛知県での試合に臨む。サンウルブズなどで共闘したトゥシとの対峙(たいじ)も待つが、「あんまり気にはかけていない」。すべてを自分のプレー、チームの勝利にフォーカスしている。

 描いてきたシナリオは「強豪撃破」ではない。「1次リーグ突破」ただ一つだ。「今週も勝てるだけの準備をする。早く(宿舎に)帰って自分のプランを勉強する」。一人の時間もすべて、サモアに勝つために注ぐ。 (高畑章)

 

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