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【ラグビー】

リーチ控えは「理想的」“プロフェッサー“稲垣が描くアイルランド戦「苦しい時間にキャプテンシーを」

2019年9月27日 22時3分

練習で汗を流す稲垣=静岡スタジアムで(川戸賢一撮影)

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 ラグビーのW杯日本大会で1次リーグA組の日本代表は28日、第2戦(静岡スタジアム)で優勝候補のアイルランドに挑む。その明快な語り口から「プロフェッサー(教授)」と記者の間で呼ばれるプロップの稲垣啓太(パナソニック)が、アイルランド撃破に向けた即席講義を開いた。

 世界屈指の強力FWを封じるために強調したのは、自陣で反則をしないこと。「一番大事なことは規律を守ること。一つの反則が3点につながる。ラインアウトからモールという選択肢も生まれる」。27―3と快勝したスコットランドとの初戦でもトライを奪った、アイルランドによるゴール前でのモールに注意報を発令した。

 さらにはスクラムにも言及。「ペナルティーを狙ってくる。ペナルティーを与えないためにアグレッシブに、攻めるスクラムを組む必要がある」。会場の静岡スタジアムは天然芝の中では最高峰。「滑る感覚は全くなかった」と稲垣。8人、16足のスパイクが芝に引っかけて組む日本式スクラムには、有利に働く見解をさりげなく示した。

 この試合はリーチ主将が控えに回り、フランカーのラブスカフニ(クボタ)が代わりにゲーム主将を務める。「素晴らしいキャプテンシーを持つ彼の発言には全員が耳を傾ける。後半の苦しい時間にリーチさんが入ってきて、キャプテンシーをさらに出してもらえたら、理想的な展開」。既に頭の中に勝利への明確なストーリーを描く。

 稲垣はクラシックを聴いて心を落ち着かせてから、グラウンドに出る。運命の一戦。大金星への序曲は始まっている。(末松茂永)

 

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