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【ラグビー】

松島幸太朗「僕の中でフェラーリは福岡」 HCの賞賛に謙遜しつつアイルランド戦「2トライ取りたい」

2019年9月27日 21時56分

練習でダッシュをする松島=静岡スタジアムで(川戸賢一撮影)

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 ラグビーのW杯日本大会で1次リーグA組の日本代表は28日、第2戦(静岡スタジアム)で優勝候補のアイルランドに挑む。20日の初戦ロシア戦で日本史上初のW杯ハットトリックを達成したWTB松島幸太朗(26)=サントリー=は27日、同会場で前日会見に出席し、報道陣の前でも「2トライ」を宣言。日本のエースを先頭に過去9戦全敗の世界ランキング2位から金星を挙げ、歴史も記録も塗り替える。

 松島が世界2位を相手に歴史も記録も変える。初戦のロシア戦で日本史上初となるW杯でのハットトリックを達成。ジョセフHCはその驚速を「フェラーリ」と表現した。自身で例えるとどうか―と問われると柔和な表情を浮かべたあと、苦笑した。

 「僕の中でのフェラーリは福岡堅樹ですね。自分は…。難しいですね。ちょっと、分からない」 “車種”は判明しなかったが、名実ともにエースになった。W杯通算トライ数は「4」で朽木英次に肩を並べ歴代1位タイ。アイルランドからトライを奪えば単独トップに立つ。それはすなわちW杯3試合連続トライとなり、吉田義人、遠藤幸佑らを抜き日本史上初の快挙となる。

 対峙(たいじ)するのはストックデール。191センチ、103キロの大型WTBで昨年の欧州6カ国対抗でMVPを獲得した23歳だ。松島は「速めのトラックですかね。2、3トンの」と笑みを交えて表現した。実際は0・1トンだが、178センチ、87キロの松島よりも一回りも二回りも大きい。しかも、対アイルランド戦は2年前の2敗を含め過去9戦全敗。W杯でも2度苦汁をなめさせられた。

 それでも、日本のエースは自信を込めて言った。「(2年前の)前回とは違う。アタックを継続する部分で、成長している。どこまで我慢してトライを取りきれるかどうか、それがキーポイントになる」。しかも攻撃だけではない。大金星を挙げた4年前の南アフリカ戦。松島はW杯最多15トライの記録を持つスピードランナー、ハバナを“完封”した成功体験がある。

 ロシア戦前には3トライを仲間に公言し実行。アイルランド戦では「2トライ」を仲間内で公約している。「特別な理由はないけど…WTBに(ボールが)回ってくれば、トライを取るチャンスがすごくある。役割として2トライを取りたい」。日本のエースは負の歴史も、記録も塗り替える一撃、いや二撃を虎視眈々(たんたん)と狙っている。(占部哲也)

 

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