トップ > 中日スポーツ > ラグビー > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【ラグビー】

「外からフェラーリ」 日本・ジョセフHCが両ウイングを激賞

2019年9月20日 23時50分

写真

◇20日 ラグビーW杯1次リーグA組 日本30―10ロシア(味の素スタジアム)

 開幕戦を白星で飾ったラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)が、ほっとしたような笑みを浮かべた。

 「最初にミスをしてプレッシャーがかかる。こういうことはW杯ではある。改善しないといけない中で、うまく改善できた」

 先制される苦しい立ち上がりから立ち直った選手たちをねぎらった指揮官。ハットトリックで日本を勢いづけた松島、レメキの両WTBについて聞かれると、「両WTBは良かった。レメキ、(欠場の)福岡、松島だろうが、彼らに(パスが)渡れば、外からフェラーリが飛んでくるようなもの」とほめた。

3年間、手塩にかけて育て、選手たちと家族のような関係を築いてきた。ホテル内の服装にまで規律を求めたエディー・ジョーンズ前HCとは対照的に、ジョセフHCは自主性、判断力を重んじた。そのため、リーダー陣の育成にも力を注いだ。昨年の春ごろ、エディー流を求める前回W杯経験者らとの間に不協和音が響いた。しかし、かつてサニックスでともにプレーした盟友、藤井雄一郎強化委員長が選手とジョセフHCの橋渡し役となり、チームのわだかまりを解いた。ここから、チームの掲げるスローガン「ONE TEAM(ワンチーム)」へと絆を強くしていった。

 指導者として初めて迎えたW杯。経験不足の声にはこう突っぱねた。「1カ月前に母親が亡くなり、家族の中で唯一の男として重圧を味わった。W杯には(ニュージーランド、日本の両代表として)2大会に出た。(1995年大会は)決勝戦にも出た。重圧を楽しみにしている」

 いよいよ次戦は、同組最強のアイルランド戦。「難しい試合になる。プレッシャーは残っているが、それは心の中の問題だ」。一丸となって勝ち点5をつかんだジョセフ・ジャパンの旅が始まった。(末松茂永)

 

この記事を印刷する

PR情報


閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ