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【ラグビー】

「アタックしよう!」 桜の戦士たちを過緊張から解き放った闘将リーチの言葉

2019年9月20日 23時27分

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◇20日 ラグビーW杯1次リーグA組 日本30―10ロシア(味の素スタジアム)

4万5000人以上が詰めかけた満員の大観衆に、リーチ主将が謝辞を捧げた。

「満員のスタジアムで、ホームで試合をするというのは本当に最高でした。苦しい時間帯にも助けになりました」

W杯に楽な戦いなどありえない―。当たり前すぎるほどの鉄則を思い知らされる80分だった。

相手キックオフをリーチ自らが落球。次の相手キックをFBトゥポウが落とし、相手に拾われ、開始わずか5分で日本は7点のビハインドを追ってしまう。

やはりホームで戦うプレッシャーなのか。日本は11分、WTB松島のトライで5点を返すが、その後は何度もいい形を作りながらSO田村の中途半端なキックで相手のカウンターを浴び、相手ミスに救われたものの、いつ追加点を取られてもおかしくない展開だった。

そんな嫌な流れを、主将は断ち切る。

「相手が蹴ってきたらできるところはアタックしよう。それでダメなときは奥へ蹴ろう」

闘将の言葉が14人を過緊張から解き放つ。ボールを持ったら攻めよう―。覚悟を決めてボールを動かし続けたアタックが、疲れの見えたロシアを振り回し、後半は日本の一方的な展開に。最終スコアは30―10の圧勝だった。前回W杯では一度も取れなかった4トライによるボーナスポイント1点もゲットした。

「ボーナスポイントは試合中も意識して声を掛け合った。4トライ目を取りにプレッシャーをかけていこうと。アイルランド戦に向け、いい結果だと思う」

世界ランクでは格下の相手、ホームでの開幕戦…。極限の緊張を強いられる要素が並ぶ戦いを突破したリーチジャパン。次は世界ランク1位のアイルランド。失うものはない。思い切りぶつかってやる!(大友信彦)

 

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