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【ラグビー】

4年前南ア戦リセットして堀江翔太は3度目ラグビーW杯へ「日本人の強さ見せる」

2019年9月19日 22時37分

ロシア戦に向け調整する堀江(手前)ら(平野皓士朗撮影)

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 ラグビーW杯日本大会は20日に東京・味の素スタジアムで行われる1次リーグA組の日本―ロシアで開幕する。日本代表31選手は19日、ロシアとの初戦に向け、同会場でキャプテンズラン(前日練習)に臨んだ。首痛からの復帰戦となるW杯3大会連続出場のフッカー堀江翔太(33)=パナソニック=は「この1週間の練習で準備したことを全部出して戦えたらいい」と自信を見せた。

 過去には執着せず、前だけを見る。堀江は、3大会連続で開幕戦の先発メンバーに名を連ねた。奇跡と呼ばれた2015年大会の南アフリカ戦があったのは9月19日。ちょうど4年たったこの日、あの歓喜をピッチ上で味わったベテランは、日本大会への自信と覚悟をみなぎらせた。

 「調子は上がっているので、今まで4年間やってきたことを出せればいい。僕も年齢的に次のW杯があるかどうか分からないので、一戦一戦最後の気持ちで全力で楽しみながらやっていく」

 スーパーラグビー(SR)のサンウルブズで16年からプレーし、FWとして不動の地位を築いた。しかし体は正直だった。世界レベルの激しい接触を繰り返すうちに、度重なる故障に泣かされた。18年11月には骨折した右足甲を手術し、今春に戦列復帰。北海道・網走合宿で8月下旬、今度は首を負傷した。今月6日の南ア戦は欠場したが、本番に間に合わせた。

 帝京大を卒業後、ニュージーランドへの武者修行やSRなどで海外経験も積んできた。そんな中で堀江が心に抱き続けてきたのは「日本人の強さ、できるぞというのを見せたい」。その最高の舞台がこれから始まる。

 4年前の南ア戦に、今さら特別な意識はない。思い出すのは、前日練習でジョーンズ・前ヘッドコーチに怒られたエピソードくらいだという。

 「4年前は(当時も主将の)リーチを『大丈夫』と慰めていたけど、きょうは怒られず、20日はみんなで頑張ろうという感じだった」

 プレッシャーを感じることなく、ベテランらしく余裕たっぷりに笑いを呼び起こした。頼れるベテランが最前列に戻ってきた。(高畑章)

 

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