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【ラグビー】

弱みをつかれた日本、セットプレーとサインプレーの改善を 朽木英次「倒論」

2019年9月7日 紙面から

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 ラグビーは体格差が物を言うコンタクトスポーツのため、なかなか番狂わせが起こらない。日本にアドバンテージがあるとすれば、ホームによる観客の声援と蒸し暑い天候だろう。

 試合は前半から南アフリカのペースで進んだ。PNCと比べ、各選手の当たりが激しく、日本は密集戦で劣勢が強いられた。そのため、外側に有効なスペースが生まれず、攻め手を欠いた。

 南アは日本を理解し、徹底的に弱みにつけ込んできた。セットプレー(スクラム、ラインアウト)で圧力をかけ続け、モールでFWを後退させた。小さいWTBを狙ったハイボールを効果的に使い、大きさと力強さを前面に出していた。

 改善するならセットプレーとサインプレー。ラインアウト獲得率を上げて、できる限り少ない攻撃回数で活路を見いだしたい。ハイボールには人数をかけて獲得する他にない。意思統一を図った対策が必要になる。

 W杯直前に優勝候補にも挙がる南アとの対戦は、ポジティブに捉えると、強豪の強さを肌で感じ、課題がクリアになったことだ。残り2週間。ワンチームになって、再び、世界を驚かせてほしい。 (元日本代表)

 

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