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【ラグビー】

日本代表広報と報道陣が押し問答30分 「選ばれない選手へ配慮欠く」一部報道を問題視

2019年8月28日 18時56分

囲み取材を終え引き揚げるリーチ主将(小嶋明彦撮影)

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網走合宿打ち上げ

 ラグビー日本代表は28日、来月20日開幕のW杯日本大会に向けて行っていた北海道・網走合宿を打ち上げた。41人から31人に絞られる最終登録メンバーの発表を29日に控え、ピリピリした空気はスタッフにも。前日夜にW杯メンバー当落を選手に伝えたとする一部報道を巡り、広報担当者と報道陣が30分余り押し問答する場面もあった。

 選手が屋内で体を動かす中、チームの広報担当者が厳しい表情で、練習場併設のメディア用テントに歩み寄ってきた。

 「あのような報道があると、きょうの選手への取材は応じられない」

 前日の一部報道では、選手個々の当落には踏み込んでいなかった。それでも選ばれない選手への配慮を欠いているとして、その内容を批判した。最終的に取材は許されたが、緊迫感は選手だけでなく、スタッフから報道陣にも波及した。

 この日、チームは全員で円陣を組んでチームソングを歌い、2月から続いてきた強化合宿を締めくくった。アニメ映画「耳をすませば」でおなじみの「カントリーロード」の旋律に合わせ、「ビクトリーロード」と歌い出すチームソングの歌詞を考えたプロップ山本(ヤマハ発動機)は「いい締めくくりだった。W杯に向けていい準備ができた」と話した。

「一緒に過ごしてきた仲間」

 7月のフィジー戦でゲーム主将を務めたフランカーのラブスカフニ(クボタ)は「最終メンバーの発表は、チームにとって大切な日になる。選ばれなかった選手も、これまで一緒に過ごしてきた家族に変わりはない」と、仲間と過ごした時間に思いをはせた。

 リーチ主将(東芝)は4年前を上回るハードな合宿で自信と手応えを手に入れた。「持久力、スピードなどチームのパワーを示す数値が想像以上に上がった」と総括。31人で向かうW杯には「さらにもう一回やらないといけないという気持ちが湧いてくる。選ばれなかった人の分までやらないといけない」と気を引き締めた。

 最終メンバーは29日午後2時、ジョセフ・ヘッドコーチが発表する。(末松茂永)

 

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