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【ラグビー】

ジャパンに暗雲! フランカー姫野が左足首ねんざ 9・20W杯開幕戦出場微妙

2019年8月27日 23時0分

この日の練習で左足首を負傷した姫野

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 ラグビーW杯に向けた日本代表の北海道・網走合宿で27日、今大会を機に躍進しそうなチームの主軸、フランカー姫野和樹(25)=トヨタ自動車=が左足首をねんざした。29日に31人の最終メンバー発表が控える中、フッカー堀江(キヤノン)、WTB松島(サントリー)ら少なくとも主力4人が故障を抱え、すべての練習に参加できていない。初のベスト8進出を目指し、強化か調整か。時間との闘いも始まっている。

 代表の広報担当者によると、姫野は病院で精密検査を受け、骨に異常はなかった。チームドクターの見解では、2週間程度で復帰できる見込みという。ただ、自力歩行ができず、松葉づえを使って練習場を後にしており、予断は許さない。

 午前の実戦形式の練習中だった。姫野がラインアウトでジャンプし、着地した直後に倒れ込んだ。苦痛の表情を浮かべ、駆け寄った2人の肩を借りて運び出された。間もなく、ジョセフ・ヘッドコーチが心配そうに歩み寄る。練習後はフランカーのリーチ主将(東芝)ら仲間が集まり、不穏な空気が漂った。

 この日、姫野は主力組でなく、控え組で臨んでいた。心理的に若干の焦りがあったのかもしれない。壮行試合となる9月6日の南アフリカ戦(埼玉・熊谷)はほぼ絶望的で、同20日のW杯開幕戦の出場も微妙となった。

 「一度も1次リーグを突破していないチームにハードな練習は必要だ」という闘将のもと、網走でもフルコンタクトの練習を繰り返した。先月の右手甲骨折から復帰したばかりのプロップ具智元(グ・ジウォン、ホンダ)は「強くなるために必要」と理解を示す。しかし、これからさらにけが人が増えれば、練習計画の見直しが迫られるだろう。パシフィック・ネーションズ杯を3連勝で優勝を飾った好調な日本に、暗雲が立ち込めてきた。(末松茂永)

 

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