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【ラグビー】

<担当記者の目> グループ最強は世界3位アイルランド

2019年8月20日 紙面から

イタリア戦でプレーするアイルランドのクライン=10日、ダブリンで(ロイター・共同)

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 本紙の末松茂永記者が今月10日、ダブリンを訪れ、日本と同じA組のアイルランドのテストマッチを取材した。世界ランキング3位のアイルランドは控え組で臨み、同13位のイタリアに29−10で快勝。各組上位2チームが進む決勝トーナメントをかけた1次リーグの戦いで、最強の敵となる。末松記者が見た強豪のキーマンとは…。

 「今はまだ試す段階」。そう語るシュミット・ヘッドコーチが主力を温存した中、目に留まったのは、代表デビューを飾った南アフリカ出身のロック、ジャン・クライン(25)だ。スクラム、ラインアウトのセットピースで、203センチ、121キロの巨体は威力を発揮した。

 体格の劣る日本にとってセットピースは生命線だ。世界3位のアイルランドと互角に戦うには、攻守の起点で対等に渡り合う必要がある。

 2番手の育成が急務だったSOでも、ニュージーランド出身のジョーイ・カーベリー(23)が存在感を示した。正SOで2018年世界最優秀選手のセクストンは相手の標的になりやすく、負傷離脱を余儀なくされた場合の代役が首脳陣の懸案だった。

 主力CTBのバンディー・アキ(29)も、サモアにルーツのあるニュージーランド出身者。初のベスト4入りを目指すアイルランドの命運は、外国出身者が握るかもしれない。

◆個々のスキル光る

 【ロシア】日本が初戦で対戦するロシアは17日、イタリアとアウェーで対戦。15−85で大敗したが、個々のスピードとパワー、キックのスキルなどには光るものがあった。昨年11月の日本戦では27−32と食い下がり、6月にはアルゼンチンの準代表を48−40で撃破。潜在力は侮れない。

◆前回26−5と快勝

 【サモア】日本とは前回大会以来の対戦。前回は26−5と快勝した日本だが、通算では4勝11敗と負け越し。PNCでは、3戦全勝だった日本と全く同じ3チームと対戦し、トンガに勝ったあと、米国、フィジーに連敗した。昨秋から主将を務めるジャック・ラムは、1995、99年のW杯で主将を務めた同国の英雄パット・ラムの従弟。

◆しぶとさは健在

 【スコットランド】今年の6カ国対抗では5位ながら、最終戦でイングランドと38−38で引き分けるなどしぶとさは健在。17日に敵地で行われたフランス戦には3−32で敗れたが、中心選手のFBスチュアート・ホッグが故障から復帰。この試合には、1990年代に活躍した伝説的FBガヴィン・ヘイスティングスの息子、22歳の新鋭SOアダム・ヘイスティングスが先発出場した。

 

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