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【ラグビー】

HC母死去で不在の中、ジャパンがトンガに快勝

2019年8月4日 紙面から

日本−トンガ 前半、マフィの先制トライに喜ぶ日本フィフティーン=花園ラグビー場で(小嶋明彦撮影)

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◇PNC 日本41−7トンガ

 9月20日に開幕するラグビーW杯日本大会の前哨戦、パシフィック・ネーションズ・カップ(PNC)第2戦が3日、大阪・花園ラグビー場で行われ、世界ランキング11位の日本は同14位のトンガから前後半で計5トライを奪い、41−7でフィジー戦に続く連勝を飾った。5トライの日本は、4トライ以上に与えられるボーナスを含め勝ち点5を加え、同10に伸ばした。トンガとの対戦成績は9勝9敗。日本は10日にフィジーのスバで米国と最終戦を行う。

 カクテル光線に照らされた芝の上で、日本代表が次々とインゴールに躍った。いい試合が続かないことが課題だったジャパンが、先週のフィジー戦に続く2戦連続の快勝だ。自己採点は「10点中2点」と厳しかったリーチ主将も、チーム全体については「やろうとしてきたことはしっかりできた。10点中8点」と高評価した。

 前半10分、ラインアウトモールを押し込んだナンバー8マフィの先制トライを皮切りにプロップのバル、CTBラファエレがトライを重ね、21−0のリードで折り返し。後半は、猛暑の中の試合で互いに疲れたラスト10分に日本が底力を発揮。32分、WTB松島がSO田村のキックパスを難しいバウンドで拾い上げ、そのまま相手をかわしてトライ。39分には途中出場のWTB福岡がラインギリギリで2人のタックルをかわしてダメ押しトライ。両翼の激走でファイナルスコアは41−7だった。

 試合後の記念撮影、リーチ主将は1枚の写真を胸に登場した。写っていたのはジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の母マウデさん。日本時間2日夜、78歳で亡くなった。当初ジョセフHCは残って指揮を執ろうとしたが、リーチら選手の勧めもあって、試合前にニュージーランドへ帰国。試合はブラウン・コーチがHCを代行した。

 「僕らはワンチーム。ジェイミーのことも思ってプレーした。理想はHCがいなくても、選手自身が考えられるチーム。僕自身チームの成長を感じた」とリーチ。悲しみのHCにささげる、力強い勝利だった。 (大友信彦)

表彰式で、ジョセフ・ヘッドコーチと母親の写真パネルを手に記念写真に納まるリーチ(小嶋明彦撮影)

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