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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]朝日杯FS 絶好調!キズナ産駒 ビアンフェGI初Vだ

2019年12月11日 紙面から

 今週もキズナ産駒が波乱を巻き起こす。「第71回朝日杯FS」(GI・15日・阪神・芝1600メートル)で函館2歳Sを制し、同産駒初のJRA重賞勝ち馬になったビアンフェがGI奪取を狙っている。仕上がり途上で臨んだ休養明けの京王杯2歳Sは輸送競馬、左回り、東京コースと初ものづくしの中で2着。叩かれた上積みを生かし、2歳王者の座を目指す。

 先週の阪神JFではキズナ産駒の6番人気マルターズディオサが2着としぶとい走りを披露。同産駒は、10日現在でディープインパクト産駒に続く29勝をマーク。JRA2歳リーディングサイアーで2位の実績を改めて実証してみせた。

 この朝日杯FSではビアンフェ、エグレムニの2頭がエントリー。中でも注目は函館2歳Sを勝ち、同産駒初のJRA重賞ウイナーとなったビアンフェだ。休養明けの前走の京王杯2歳Sは、果敢に逃げて2着。叩かれた上積みが見込め、先行馬有利の高速馬場となっている阪神が舞台なら不気味なムードが漂う。

 「前走は爪の不安があったし、ゲート練習に時間を費やしていた関係で仕上がりには不安があった。決して順調な調整過程ではなかったんです。その中であれだけの走りを見せてくれましたから」と中竹師は初の輸送競馬、初コースと厳しい条件をこなした精神力の強さに目を細める。

 前走と比較するとここまでの調整は順調そのもの。栗東坂路で乗り込み、先週4日は一杯に追われて4F53秒6−12秒1をマークするなど力強く、上昇度をアピールした。

 「今回はとにかく思い通りに来ていますし、京王杯2歳Sがいいステップになりましたね。函館2歳S後の放牧ですごい体になって帰ってきてくれたことが、この馬には大きい」と指揮官は成長度にほれ込む。

 中竹厩舎は現在、ビアンフェを含め、5頭のキズナ産駒を管理。キメラヴェリテが交流重賞の北海道2歳優駿を勝ち、アカイイトも未勝利戦を勝った。厩舎にとって相性のいい産駒だ。

 「(キズナ産駒は)母の良さを伝えて、オールマイティーに走れる印象がありますね。そこがいいところだと思う」と中竹師。このビアンフェには自身が管理し、すずらん賞など芝の1200メートルで3勝を挙げた母ルシュクルのスピードが伝わっている。厩舎ゆかりの血統に当然期待は大きい。 (栗東取材班)

 

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