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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]免許試験8人難関突破 四位、調教師でもダービー

2019年12月6日 紙面から

新規調教師試験に合格し、満面の笑みを浮かべる四位洋文=栗東で

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 JRAは5日、令和2年度の新規調教師免許試験合格者を発表した。日本ダービー2勝の四位洋文騎手(47)=栗東・フリー=ら8人が、見事に難関を突破した。原則として免許期間は来年1月1日からとなるが、四位は2月末に騎手免許を返上。3月1日からトレーナーとして、新たなホースマン人生を歩む。

 待ち望んだ吉報だ。2007年にウオッカを牝馬として64年ぶりにダービー制覇へと導き、その翌年にディープスカイで連覇を達成するなどJRA通算1583勝と活躍する四位は2度目の調教師試験挑戦で難関を突破した。

 「とりあえずほっとしました。それだけです。栗東(トレセン)のスタンドに張り出されるのは分かっていましたが、自宅に帰ってネットで(合格を)確認しました。とにかく、すごいようなメールの量でした。それだけ注目されている証拠ですね」

 騎手生活を続けていく中で40歳を過ぎたあたりから周囲から「調教師にならないのか」という声をかけられるようになったという。「ジョッキーにはないやりがいのある仕事」と四位。徐々にその思いは強くなり、調教師試験を決意した。

 昨年、不合格の報を受けてから1年。とてつもなく長い1年だった。「若い頃と違ってこの年で鉛筆を持つのは厳しかった。原動力はいろいろあるけど、やっぱりみんなに支えられて応援されたことが大きいね」と周りの支えに感謝する。トレーナーとしての目標に「騎手として勝たせてもらった日本ダービーを取れる馬を預かって出走させたい」との決意を明かした。

 調教師としてタクトを振るうのと同時に、来年2月末でジョッキー生活にピリオドを打つ。「2度と(競馬には)乗れなくなるわけですからね。2月いっぱいまで残された日を感謝していろいろな思いを込めて騎乗したい」と四位。記録にも記憶にも残る数字を挙げ、四位はホースマンとして新たな道へと進む。 (大野英樹)

新規調教師試験に合格した(左から)田中克典助手、杉山佳明助手、四位洋文、茶木太樹助手、辻野泰之助手=栗東で

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