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【競馬・ボート・競輪】

音無師が“代打男”池添の好騎乗に「満点」インディチャンプ次走は香港へ【マイルCS】

2019年11月17日 21時45分

1着となったインディチャンプ(中央)。(右)は2着のダノンプレミアム。(左)は3着のペルシアンナイト

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 「第36回マイルCS」(G1・芝1600メートル)は17日、京都競馬場で行われ、3番人気のインディチャンプが直線で鋭く伸び、先に抜け出したダノンプレミアムをかわして1馬身半差で快勝。6月の安田記念に続く同一年マイルG1完全制覇を達成した。池添謙一騎手(40)=栗東・フリー=はこのレース4勝目、音無秀孝調教師(65)=栗東=は3勝目。

 これが本当のチャンプの力だ。春の安田記念でG1初勝利を飾ったインディチャンプが、秋のマイルCSも快勝。同一年の春秋マイルG1制覇は、2015年のモーリス以来4年ぶり7頭目の快挙。主戦・福永の騎乗停止によって初めてコンビを組んだ池添が「強かった。この勝利で本当のマイルのチャンプになった」と高らかに雄たけびを上げた。

 好スタートから少し促されて4、5番手を追走。斜め前には1番人気のダノンプレミアム。「スタートをしっかり出てくれたし、いいポジションを取れた」と池添。直線であえてプレミアムに馬体を寄せていき、残り1Fで力強く抜け出した。「プレミアムが先に動いたが、ぎりぎりまで我慢。いざ追い出したらスムーズに伸びてくれた」とその反応の良さを絶賛。

 ウイニングランを終えて引き揚げてくると、音無師は笑顔で出迎えた。「きょうは自信があったんだよ。何しろ出来が今年で1番よかったからね。前走(毎日王冠3着)の時に太かった馬体が絞れたし、先週の時点で仕上がったと思っていた。安田記念の時より状態はよかったからね」と笑顔が絶えない。

 そして、池添の好騎乗を褒める。「初騎乗だったのが不安だったが、最終追い切りに乗って感触を確かめてもらったのがよかった。しかも(前走までコンビを組んでいた)福永君にいろいろアドバイスをもらったようだった。折り合いが難しいし、あまり早く抜け出すとソラを使う馬だが、我慢して追い出したからね。満点!」

 これで同レース4勝目となった池添。11年に勝ったエイシンアポロンも田辺の騎乗停止による急きょの代役だった。あれから8年、難しい仕事で満点の結果を出し、またもや“代打男”が本領を発揮した。

 気になる次走について、音無師は「このあとは香港に行きたい」ときっぱり。「よほど状態が悪くならない限り、香港マイル(G1・12月8日・シャティン・芝1600メートル)に出走したい。すでに招待の受託をしている。香港には強い馬がいるが、その馬と戦ってみたい」とさらなる野望を口にした。日本のマイル王の次なる照準は世界制覇だ。

 

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