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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]マイルCS キングリー、マイルのキングへ絶好枠「1」

2019年11月16日 紙面から

1枠1番からGI初制覇を目指すダノンキングリー

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 人事を尽くす。だから天命も芳しい。ダノンキングリーが引き当てた1枠1番は、マイルCSの直近10年で2勝2着1回。2勝はほかに5番と16番があるが、2着1回がある分、馬番別成績では最右翼の好枠だ。しかし萩原師はこの絶好枠にも「こちらで決められることではないので、与えられたところで頑張るだけです」。自らの努力の及ばないところは、よかろうと悪かろうと意に介さない。

 春2冠は着止まりに終わったが、この馬がGIの称号にふさわしい地力の持ち主と確信しているようだ。だから何も変えない。何も足さない。輸送前日の調整は美浦南の角馬場でいつも通りのフラットワークだ。午前8時過ぎに入り、まず左回り、次に右回りで5分ずつダクを踏ませた。最後にまた約5分の常歩。トモの送りは相変わらず柔らかく、「8の字」をたどる周りの反転も、常歩への移行もスムーズ。落ち着いている。「追い切った後も、特に変わりはありません」とトレーナー。水曜日には「レース当日までいい状態で進められるよう努めていく」。言葉の通り自身の責任を淡々と果たしている。

 そう。追い切った直後に同師は「責任」と口にした。「楽しみというよりも責任がある。責任の方が大きい」。ファン、生産者らにももちろんだが、なによりまずオーナーだろう。オーナーは今年GIにのべ10度出走させ、1番人気が4度。けれどまだ勝ちがない。アンカーのジョッキーに絶好の状態で馬を引き渡す責任。応えるには、結果しかない。 (若原隆宏)

 

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