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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]秋華賞 オークスからぶっつけ20キロ増も クロノ戴冠

2019年10月14日 紙面から

クロノジェネシスで秋華賞を制し、空を指さす北村友=京都競馬場で

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 「第24回秋華賞」(GI・芝2000メートル)は13日、京都競馬場で行われ、4番人気のクロノジェネシスが直線抜け出してGI初優勝。桜花賞、オークスで連続3着とあと一歩及ばなかった春のクラシックでの無念を晴らした。2着は2番人気のカレンブーケドール、3着は10番人気のシゲルピンクダイヤ。1番人気のダノンファンタジーは8着に敗れた。北村友一騎手(33)=栗東・フリー、斉藤崇史調教師(38)=栗東=は同レース初勝利。

 欲しかったGIタイトルをついにつかんだ。直線半ばで馬群から勢いよく抜け出したクロノジェネシス。追いすがるカレンブーケドールに2馬身差をつけて先頭でゴール。昨年のアーモンドアイに続く休み明けのオークス以来となる秋華賞制覇。春の桜花賞、オークスともに3着に敗れた悔しさを、3歳牝馬最後の1冠で見事に晴らした。

 ウイニングランを終えて関係者の前に戻ってきた北村友は「馬の力を信じて一生懸命に追いました。うれしいのひと言です。デビューからずっとコンビを組ませてもらって今回ようやく結果を出せた。感謝しています」と高々と両手を突き上げて喜びを爆発させた。

 予想以上に前半のペースが速まったことが追い風となった。ビーチサンバとコントラチェックが飛ばし、作り出した1000メートルの通過が58秒3。終始5、6番手を無理なく追走し「前を行く(3番手の)ダノンファンタジーを見ながら理想の競馬ができた」と笑顔で勝因を振り返った。

 厩舎開業初のGI制覇となる斉藤崇師も「道中はいい感じで走っていましたし、直線で抜け出した時の瞬発力がすごかったので、そこで勝利を確信しました」と感激に浸る。愛馬がゴールした瞬間、厩舎開業前にお世話になった藤沢和師と握手をかわし「ありがとうございました」と感謝の気持ちを表現した。

 このあとは「エリザベス女王杯」(GI・11月10日・京都・芝2200メートル)に向かう。古馬との対戦は初めてになるが「走ってみないとわからないですが、この馬の能力も高いので」と新鋭トレーナーは野心満々。そう、秋華賞をぶっつけで出走させたのは、エリザベス女王杯に余力を持って向かうため。とてつもなく強くて、たくましい新ヒロイン誕生の予感がする。 (花岡敦史)

ゴール手前で馬群を抜け出し、秋華賞を制したクロノジェネシス(左)

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