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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]秋華賞 落ち着き出たファンタジー、反応鋭くラスト12秒0

2019年10月10日 紙面から

 「第24回秋華賞」(GI・13日・京都・芝2000メートル)の追い切りが9日、東西のトレセンで行われ、栗東CWで2歳女王ダノンファンタジーがスピード感満点の動きを披露。精神面の成長もうかがわせ、最後の1冠へ順調な上昇ぶりをアピールした。美浦坂路ではオークス2着のカレンブーケドールが余裕の同入。待望のタイトル奪取へ自信の出撃だ。また栗東CWでは桜花賞、オークス3着のクロノジェネシスが頭差遅れも出来に不安なし。ブロンズコレクター返上を力強く誓った。

 今回は譲れない。桜花賞馬、オークス馬が不在の秋華賞。昨年の阪神JFを勝ち、最優秀2歳牝馬に輝いたダノンファンタジーが、最後の1冠を全力で取りにいく。

 最終追い切りは前走同様に栗東CW。中間は坂路と芝を併用していたが「走るリズムとしまいの反応を確かめたため」と中内田師。1週前(2日)に芝でしっかりと追われており、半マイル(4F)から上がり重点の内容だったとはいえ、ラスト1Fは鋭く12秒0。鞍上と息を合わせて折り合い、最後まで集中力は乱れなかった。

 騎乗した川田が「春に比べてメンタル面で大人になっている。最後まで我慢できていた」と成長に目を細めれば、指揮官も「いい動きだったし、よく我慢できていた。精神的に成長している」と笑顔。春シーズンに何度か見られた頭を上げるシーンが今回は確実に減っている。

 上半期は3月のチューリップ賞1着で好スタートを切りながら桜花賞4着、オークス5着と無冠に終わった。雪辱を期して夏場はノーザンファームしがらきで充電し、帰厩後すぐに秋初戦のローズSを目標に乗り込みを開始。そのローズSではレコード勝ちという圧倒的な強さで、ひと夏の成長力を見せつけた。

 週末は台風接近で馬場状態の悪化が予想される。中内田師は「走ったことがないので…。得意ではないと思うが」と困った表情を浮かべたが、それはどの馬も同じ条件。有利不利などない。メンバー中ただ1頭のGIウイナーのプライドにかけて、2歳女王が今度こそGIの舞台で輝きを取り戻す。 (花岡敦史)

 

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