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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]秋華賞 ブーケドール、オークス2着の勢いそのまま

2019年10月10日 紙面から

 津村を背にしたカレンブーケドールが美浦坂路に入ってきたのは午前7時半。走路の最下部を映すモニターには、逆光でできた六角形のゴーストが視界を遮る。秋晴れの青空に日が昇りつつあった。

 ドナアトラエンテを3馬身半先行させてゆったり駆けだした。1Fほど進んだ地点ではカメラの向きも変わって映像はクリアだ。僚馬との間合いを保って、しっかりコントロールされている。横に出したのは上がりの1F半ほど。反応よく並びかけて脚いろ衰えず、そのまま同入した。

 もちろんジョッキーの手応えはいい。「1回使って脚の出方などスムーズに。好感触ですね。前回は叩いた方がよくなるだろうという出来でしたが、その通りよくなりました」。国枝師も「馬の雰囲気がグッとよくなった。体もふっくらして馬も落ち着いている」と思い通りに調整は進められたようだ。

 桜花賞馬もオークス馬もいない牝馬三冠最終戦。ただでさえ春の段階の勢力図で実績最右翼に並ぶオークス2着馬だが、秋は坂路主体に乗り込んでさらなるパワーアップを図った。津村は「前回の調教でも思っていたのですが、トモの力の入り方なんか、成長してますね」と話す。

 前哨戦の紫苑Sは3着止まりだったが、そこを叩いて型通りに上昇。セオリー通りの道程で、タイトル奪取への態勢は整った。トレーナーも自信たっぷりだ。「オークスでいい競馬をしてくれたのが、だてではなかったというところを見せてもらいたい」。オークスで首差2着の鬱憤(うっぷん)をここで晴らす。 (若原隆宏)

 

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