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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]神戸新聞杯 プレミア余力十分に12秒4 狙うは親子菊V

2019年9月19日 紙面から

 実りの秋へ、ワールドプレミアが始動戦から本領発揮といく。栗東坂路で武豊を背に、エバービクトリアス(2歳新馬)を追走。徐々に差を詰めてラスト2Fから併走に持ち込むと、一杯に追われるパートナーを相手に、軽く気合をつけられた程度で馬体を並べてフィニッシュ。馬なりで4F52秒7−38秒3−12秒4をマークした。

 鞍上が感触を口にする。「指示は“目いっぱいじゃなくて、少し余力残しで”と。思ったよりも行きっぷりが良かったけど、まだ本来の感じじゃないかな」。求めるレベルが高いのだろう。やや辛口なジャッジだった。それでもレースの条件には歓迎ムード。「いつも、3、4コーナーで置かれるから、直線が長いのと少頭数はいい。競馬が不器用なので」とうなずいた。

 動きを見守った友道師は納得の様子だ。「いいんじゃないかな。2週前まではもたもたしていたけど、先週からかなり良くなった」。約半年ぶりとなる秋初戦に向けて、仕上がりも胸を張った。

◆狙うは父子菊V

 2016年当歳セレクトセールで2億4000万円(税抜き)で取引された高額馬。ただ、思い描いた通りにはいかなかった。昨年10月の新馬戦こそ勝ったが、続く京都2歳Sが3着。今年初戦となった自己条件のつばき賞で力の違いを見せても、若葉Sは2着に敗れ、入れ込みや反応の鈍さなど、課題を露呈した。

 デビューからソエを患っていたことから、陣営はクラシックを待たずに早めの夏休みを選択。リフレッシュ効果は歴然だ。「ソエを気にしていても、あれだけ走れたのだから能力が高いのでしょう。じっくりと休ませてひと回り大きくなった。ボリュームアップした」。トレーナーは春と違うことを強調する。

 メンバー中、ただ1頭のディープインパクト産駒。権利を獲得して父子制覇の懸かる菊舞台へ突き進む。 (栗東取材班)

 

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