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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]ローズS アルティマリガーレ、未知の魅力

2019年9月13日 紙面から

 オークスからダイレクトに参戦して結果を出す。過去10年、8頭がこのパターンで勝利をつかんでいる。ローズS制覇の主流派は確かにオークス組ではあるのだが、2015年のタッチングスピーチと17年のラビットランは、条件戦を1着でクリアして、ここへと臨んでいた。春の実績組と秋に向けて成長してきた組。その距離がグンと縮まるだけでなく、逆転現象が起きる可能性もまた否定できない。

 1勝クラス、そして2勝クラスと連勝中のアルティマリガーレは、未知の魅力にあふれた1頭と言えそう。「捻挫をしたために予定していたよりも2カ月ほどデビューが遅れてしまいましたが、初戦は既走馬相手に強い勝ち方をしてくれましたからね。2戦目(2着)は、追い出しを待たされ、下がってから盛り返したように根性もあります。距離は大丈夫。現状は1800メートルがちょうどいいのでは、と思っています」。ここまで4戦して3勝、2着1回。パーフェクトに近い成績で階段を駆け上がってきた馬に、管理する佐々木師は大きな希望を託す。

 母はセントウルS、シルクロードSを制したアルティマトゥーレ。伯父には皐月賞馬キャプテントゥーレがいて、祖母エアトゥーレは阪神牝馬S勝ち、曽祖母スキーパラダイスはムーランドロンシャン賞(仏GI)を制した名牝。スピードと活力に満ちた血筋であるだけでなく、産駒ディアドラの活躍でさらに評価の高まった父ハービンジャーと出会い、底力が補填(ほてん)された形と言えそう。

 「きれいなキャンターをするので、いい馬場の方がいいでしょう。千四という馬ではありませんし、少しずついい筋肉がついて来ていますからね」。条件は合いそう、と指揮官は力を込めた。立ち止まることなく秋華賞へ。阪神の1800メートルというステージは、勢力図を塗り替えるキャンバスとなるかもしれない。 (栗東取材班)

 

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