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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]ローズS ダノンファンタジー、実りの秋へ 前哨戦で本領発揮

2019年9月10日 紙面から

 秋の阪神開催2週目は秋華賞トライアル「第37回ローズS」(GII・15日・阪神・芝1800メートル)が行われる。4戦無敗でオークスを制したラヴズオンリーユーが爪の不安によって秋華賞断念を表明。桜花賞馬グランアレグリアは短距離戦線へ路線を切り替えており、秋華賞は桜、樫の女王不在で迎えることになる。今回は主役候補を決める重要な一戦だ。中心はダノンファンタジー。オークスは距離の壁に5着に終わったディープインパクト産駒が最後の1冠へ向け、前哨戦で本領を発揮する。

◆体に芯が入る

 荒ぶる気性との戦い。ダノンファンタジーが春に苦しんだテーマは消えたわけではない。だが、桜花賞4着、そして距離延長の壁に挑んだオークスは5着。馬券には絡めなかったが、2歳女王として意地は見せた。そこから4カ月。秋華賞の主役へと名乗りを上げるべく、秋初戦へ挑む。

 「春はまだ馬体全体に緩さを残す状況でした。でも、オークスから4カ月。夏をうまく越したこともありますし、緩かった体に芯が入ってきた感じです」。夏を無事に過ごしての成長に猿橋助手は目を細める。

◆じっくり学習

 栗東に帰厩後は中内田師が自らまたがり、丹念に調整されている。5日の栗東CWでの1週前追いでは、主戦の川田が騎乗。道中で頭を上げる面は見せながらも集中力は途切れることなく、馬なりで6F83秒7−37秒6−11秒6とダイナミックに駆けた。

 「追えば時計は出る馬です。重点として置いたのは操作性。そこだけです。騎乗した川田さんから『我慢は利いていた』との言葉をいただけましたし、丁寧に調整してきましたから」と猿橋助手は言う。じっくりと学習させた。その効果を見せるのがこの舞台だ。

 「1800メートルに距離が短縮するのはこの馬にとってはプラス」と同助手。阪神では阪神JF、チューリップ賞と重賞を2勝している。相性のいい舞台で弾みを付けて秋華賞へ。春の悔しさを胸にリベンジの秋がスタートする。 (栗東取材班)

 

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