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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]中京記念 49年ぶり古馬撃破! グルーヴィット3歳制覇

2019年7月22日 紙面から

クリノガウディー(手前)、プリモシーン(奥)との叩き合いを制したグルーヴィット(中)=中京で

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 「第67回中京記念」(GIII・芝1600メートル)は21日、中京競馬場で行われ、3番人気のグルーヴィットが力強く伸びて接戦を制し、重賞初勝利を挙げた。鼻差の2着は6番人気のクリノガウディー、さらに首差の3着は1番人気のプリモシーンだった。松山弘平騎手(29)=栗東・フリー=は初勝利、松永幹夫調教師(52)=栗東=は13年フラガラッハに続く3勝目。

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 大混戦のゴール前。いったん先頭に立った1番人気のプリモシーンの外から、3歳馬のグルーヴィットが勢いよく伸びてくる。さらに外からクリノガウディーが迫ってきたが、最後にグルーヴィットがグイッと抜け出してフィニッシュ。中京記念を3歳馬が勝ったのは、1970年ゼットアロー以来、49年ぶり3回目。3歳以上芝1600メートルで実施されるようになった12年以降では初の快挙だ。

 手綱を取った松山は「スタートがよく道中いいポジションを取れたが3、4コーナーでズブさを見せた。でも、それは頭に入れていたので対応することができた。直線は最後までしっかり走っていた」と健闘をたたえた。今回が初コンビだったが、事前に馬の癖をつかんでいたことが好騎乗につながった。

 レースはジョッキーの言葉通り、好位の5番手あたりをスムーズに追走。ぬかるむ馬場に脚を取られ、4コーナー手前から早くもムチが入り、直線半ばでも再びムチが飛んだが、鞍上のゲキにこたえて力強く伸びた。デビューから2戦続けてダートで勝っている同馬にとって、最終週の荒れた芝の状態もかえって味方したようだ。

 このあと同馬はいったん放牧へ。松永幹師は「今後はマイル路線を歩ませることになると思うが、いったんリフレッシュさせたい。まだ次走は未定だが、賞金を加算できたことはうれしい。大事に使っていけるからね。まだ完成されているわけではない。これからもっと期待できる」と頼もしげに見つめた。マイル界、新星の誕生に秋へ向けての期待は膨らむばかりだ。 (花岡敦史)

 

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