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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]函館記念 フーリッシュと久々コンビ復活の中谷、恩返し

2019年7月12日 紙面から

函館記念で重賞初制覇を狙う中谷とステイフーリッシュ=函館で

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 「第55回函館記念」(GIII・14日・函館・芝2000メートル)の追い切りが11日、函館競馬場で行われ、巴賞14着から中1週で臨むカルヴァリオがWで軽めの調整。鳴尾記念3着のステイフーリッシュは、昨年2月の共同通信杯10着以来のコンビ再結成となる中谷雄太騎手(39)=栗東・フリー=が、連日またがって丹念な仕上げ。自身の重賞初制覇に向けても盤石の態勢を敷いた。

 ステイフーリッシュの背中に中谷が戻ってきた。コンビ結成は昨年2月の共同通信杯(10着)以来。新馬戦を勝ち、ホープフルS3着。結果を出していたこのタッグが見られなくなったのは中谷が昨年4月の落馬で頸椎(けいつい)と胸椎骨折の重傷を負い、8カ月間、戦列を離れていたからだ。

 矢作師から騎乗依頼を受けたのは2カ月前。「もう一度乗りたいという気持ちが強かった。うれしいよりもありがたい気持ちでした」と中谷。「リスグラシューの新馬戦と同じ手応えを感じた」という逸材。戻ってきた相棒との一戦を前に「1年前を考えると幸せです」とほほ笑んだ。

 パートナーとのコンタクトは取れている。栗東坂路での1週前追い切りはもちろん、函館入りしたステイフーリッシュの調教をこなした。8、9日は北海道苫小牧市のセレクトセールへも足を運んだ中谷だが、調教を付けるべく、片道250キロを超える函館〜苫小牧を行ったり来たり。背中には当たり前のようにこの男がいた。

 函館芝コースでの10日の追い切りに騎乗、11日の運動も自らの手で消化した。「追い切りは負荷をかけたかったので外へ回しました。その分、併走馬には遅れたけど、手前替えの確認ができたのは良かった。内容的にはちょうどいい」と満足げに語った。

 納得の仕上がりで挑む函館記念。「支えてくれるすべての人に感謝したい」と中谷。思いは一つ。それはステイフーリッシュをVへと導くこと。それは中谷自身にとっての重賞初制覇につながる。 (函館取材班)

 

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