トップ > 中日スポーツ > 競馬・ボート・競輪 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【競馬・ボート・競輪】

[競馬]函館記念 マイスタイル、中1週でもパワフル 強烈12秒2

2019年7月11日 紙面から

田中勝を背に、ウッドチップコースで追われるマイスタイル=函館競馬場で

写真

 「第55回函館記念」(GIII・14日・函館・芝2000メートル)の追い切りが10日、函館競馬場で行われ、前哨戦の巴賞で9着惨敗したマイスタイルが、Wで逆襲を誓うラスト1F12秒2の強烈フィニッシュ。昨年のマイルCS10着以来となるエアスピネルはダートで機敏に1馬身先着と上々の仕上がりをアピール。巴賞を勝って勢いづくスズカデヴィアスは中1週のローテを考慮し、Wで余力残しの内容にとどめた。

 悪い流れを払拭(ふっしょく)するかのようにマイスタイルがはじけた。最終追いの舞台は函館W。中1週のローテとあって、強い追い切りは避けられたが、それでも軽快かつ、パワフルに疲れをまったく感じさせないアクションで、馬なりのままラスト1F12秒2と鋭く伸びた。

 「元気ですね。いい伸びをしていましたし、もともとはフワフワするところがありましたけど、前走から着けているブリンカーの効果で前向きになってきましたし、休み明けを使って、いいガス抜きができた」と手綱を取った田中勝は納得の表情を見せた。

 前哨戦の巴賞は悪夢の9着惨敗だった。折り合い良く、3番手を進めたものの、勝負どころで下がってくる馬のあおりをまともに受けた。「かわいそうなレースでした。でも直線を向くまでのリズムは良かった」と田中勝は振り返る。力は出していない。ターゲットはあくまでこの函館記念。だから陣営に悲観の色はない。

 「2走前のダービー卿CT3着で改めて、間違いなく重賞を勝てると感じました。昨年、函館での走り(1000万→準オープンと連勝)が良かったのでここを目標に。ここにきてレースの幅が広がり、欠点が見当たらなくなった」と昆師は成長を口にする。

 巴賞をステップにこのレースを勝ったのは09年サクラオリオンが最後。決して相性のいいレースとは言えないが、指揮官は「前走の惨敗は忘れてもらっていい。今度は押し切りたい。ここでは負けられない」ときっぱり言い切った。前走の雪辱を果たして重賞初Vへ。充実の5歳夏を迎えたハーツクライ産駒が、ここで完全燃焼を目指す。 (大野英樹)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ