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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]ユニコーンS ワイドファラオ、芝に続いてダートでも重賞V

2019年6月17日 紙面から

激しく競りあうワイドファラオ(右)とデュープロセス=東京競馬場で

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 2頭が除外され13頭立てとなった「第24回ユニコーンS」(GIII・16日・東京・ダート1600メートル)は、先行争いを制して逃げた単勝3番人気のワイドファラオが、直線外から伸びてきたデュープロセスと競り合いとなり、首の上げ下げで頭差制し、重賞2勝目を挙げた。福永祐一騎手(42)、角居勝彦調教師(55)は共に同レース2勝目。デュープロセスが2着、ダンツキャッスルが3着、1番人気のデアフルーグは7着だった。

 激しい追い比べで、首が下がったところがゴールだった。ワイドファラオが見事な二枚腰でデュープロセスの猛追をしのぎ、初ダート戦を制し、芝のニュージーランドT以来の重賞2勝目を挙げた。

 「初ダートで、しかも重賞で勝つことは簡単じゃない」と福永は馬を絶賛した。最内枠から抜群のスタートを決めた。「他に強力な逃げ馬はいない。このスタートを切って控えるとリズムが崩れる」と迷わず逃げを選択。走り慣れた芝で行き脚をつけ、3頭のハナ争いを制した。残り200メートルすぎからはデュープロセスとの一騎打ちとなったが、粘り強さを発揮した。

 「正直、手応えは良くなかった。最後は脚が上がっていたし。それでも並んでからしのいでくれたあたり、気持ちの強さを出してくれた」と鞍上は馬の勝負根性を褒めた。別定戦で他馬より1キロ重い57キロを背負っていたにもかかわらず、出走馬中唯一のJRA重賞勝ち馬の貫禄を見せた。

 ヘニーヒューズの産駒はダート戦に強い。福永は以前から幅田オーナーにダート戦を勧めていた。「オーナーに進言していたのを立証できて良かった」としてやったりの勝利に満面に笑みを浮かべた。

 「自分が乗った馬の中ではメイショウボーラーがいますけど、この馬もGIの舞台で活躍してほしい」。芝で重賞を勝った後、初ダートから3連勝でフェブラリーSを制した名馬を、福永は引き合いに出した。今後の活躍に対する高い期待度があってこそ。路線選択を含め、今後が楽しみになってきた。 (高橋知子)

 

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