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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]函館スプリントS 江田照、7年ぶり重賞勝ち カイザーメランジェ逃げ切り

2019年6月17日 紙面から

 6頭が除外され7頭立てとなったサマースプリントシリーズ第1戦「第26回函館スプリントS」(GIII・16日・函館・芝1200メートル)はハナに立った単勝5番人気のカイザーメランジェがそのまま押し切って、重賞初勝利となった。江田照男騎手(47)、中野栄治調教師(66)は共に同レース初勝利。2番手につけたアスターペガサスが踏ん張って2着、1番人気のタワーオブロンドンは直線で後ろから差を詰めたが3着だった。

 除外の影響で少頭数のレースになっても簡単には収まらなかった。好スタートを切ったカイザーメランジェがまんまと逃げ切った。

 まさに“穴のエダテル”の本領発揮だ。2012年日経賞以来となる7年ぶりのタイトル奪取に、江田照は右手で力強いガッツポーズをし喜びを表した。「行く馬もいなかったし、変に小細工はせずにこの馬のペースで行きました。道中もすごくリラックスしていて、これなら最後まで頑張れるという手応え。厩舎スタッフがうまく調整してくれました」と会心のレース運びに笑顔。最後はテレビカメラに向かって「江田照男は生きてます!」と高らかに復活を宣言した。

 作戦は全て任せていたという中野師も15年フェアリーS(ノットフォーマル)以来のJRA重賞勝利。「たぶん逃げるだろうなとは思っていた。後ろに人気馬(タワーオブロンドン)が控えていたせいで無理に競りかけられなかったし、時計がかかったのも良かったね」と振り返った。

 勝ったことで予定も変更された。次走は7月14日の「バーデンバーデンC」(福島)を予定していたが、リフレッシュ放牧を挟み、「キーンランドC」(GIII・8月25日・札幌・芝1200メートル)へ向かうことになった。「重賞を勝ってくれたからね」と師。実戦を使われながら力をつけてきた個性派が、サマースプリントシリーズを大いに盛り上げる。 (函館競馬取材班)

 

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