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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]ユニコーンS ギャロス、スピード非凡 重賞でも大駆けだ

2019年6月12日 紙面から

 3歳ダート重賞「第24回ユニコーンS」(GIII・6月16日・東京・ダート1600メートル)で、サトノギャロスが大駆けを狙って東上する。新馬戦では2着に敗れ、直後の未勝利戦は取り消しと逸機が続いたが、オーバーホールで流れが変わった。立て直しが効いて未勝利戦、500万と危なげなく2連勝。父ヘニーヒューズ譲りのスピードとパワーを見せつけた。着実に地力を強化しており、重賞初挑戦でも速さの違いを見せる構えだ。

 未勝利戦、500万でスピードとパワーを爆発させて2連勝。3馬身1/2、5馬身といずれも2着以下を引き離す圧巻の内容で2連勝を飾ったサトノギャロス。着実に力を付け、いよいよGIIIに初挑戦する。

 「2走前、京都の未勝利戦でマークした勝ち時計(ダート1200メートル=1分11秒6)はその日の1000万の勝ち時計と同タイムでした。能力を再認識させられましたね。本当に速かった」と西園師は振り返る。

 デビュー戦では怖がりな面を見せてタイミングナウに4馬身差の2着と完敗。その後の中京未勝利戦は左前肢挫創のために出走取り消しと順調さを欠いたが、京都未勝利戦、前走の500万と圧巻の走りだった。スピードは非凡。今回の課題は2F延長されるマイルへの対応だろう。

 「へニーヒューズの子供だし、未勝利戦の内容が良かったので、前走も1200メートル戦を使いました。でも稽古では掛からないタイプで乗り手に従順。川島騎手も『距離はこなせる』と言ってくれています」と指揮官は前向きだ。

 5日の栗東坂路では併せ馬で鍛えられ、強めの手応えで4F52秒2−12秒4の好時計。西園師も「楽に上がってきましたからね。状態はいい。掛かることがないのに、速いところを追うと重心がグッと沈む。これがこの馬のいいところ」と納得顔で話した。

 初の府中は、経験がない長距離輸送を克服しなければならないが「他馬を見るとテンションが高くなるので、厩舎装鞍をする馬ですが、東京競馬場は前日輸送なのでかえって落ち着くのでは」と前向きにとらえている。

 現時点で同じ取得賞金900万の馬は11頭おり、1頭だけが除外対象。まずは抽選を突破してGIIIへ。しっかり結果を残し、3歳ダート路線でさらなる飛躍を目指す。 (大野英樹)

 

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