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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]日本ダービー サートゥル超反応 2冠へ文句なし

2019年5月23日 紙面から

 「第86回日本ダービー」(GI・26日・東京・芝2400メートル)の出走予定馬が22日、東西トレセンで追い切られた。無敗の2冠を目指す皐月賞馬サートゥルナーリアは栗東CWで併せ馬をし、1馬身先着。鞍上の指示に従い、上々の動きを披露した。打倒サートゥルナーリアに力を込める他陣営も好調をアピール。ダノンキングリーは戸崎を背に美浦Pで抜群の動きを披露し、青葉賞の勝ち馬リオンリオンは新コンビの横山武を背に栗東CWで力強い動きを披露した。注目の枠順は23日に決まる。

 まだだ。待つことの大切さを教え、そして理解を深めてきた。まるで言葉を交わしているかのような一瞬。サートゥルナーリアは乗り手の意志に応じ、平常心を貫き通した。栗東CWでの併せ馬。1馬身先行した僚馬タニノフランケル(4歳オープン)との間合いを保ったまま直線へ。ラスト100メートルを過ぎてからだった。鞍上の拳がわずかに動くと瞬時に反応。滑らかにギアを替え、すっと前へ出て1馬身先着した。

 6F83秒1−38秒1−11秒6。ゴールを過ぎてもスピードをすぐには落とさず攻めの姿勢で追い切りを終えた。「先週ジョッキーに乗ってもらって全体的にゆっくりな流れの追い切りでしたので、その後の馬体のシルエットから、もう一段階負荷をかけられると判断しました。息の戻りも速かったですし、文句の付けようがない状態だと思います」。共同記者会見に臨んだ辻野助手は、はっきりとした口調で今を伝えた。4戦4勝で皐月賞を制してから中5週。まず短期放牧で疲れを抜き、再度力を存分に出せる状態になった。

 舞台となる東京は初。左回りも未経験だが「左トモの推進力が強くて、右手前が好きなタイプ。直線を右手前で走ることになるので、左回りはマイナスにはならないでしょう」と辻野助手はいいイメージを抱く。輸送も中山で2回走っておりクリア済み。母は2005年オークスを制したシーザリオで、異父兄エピファネイアは、14年ジャパンCを奪取。操縦性の高さに加え、東京芝2400メートルで輝きを放ってきた血の背景も背中を押す。

 騎乗停止中のルメールに代わり、バトンを託されるレーンは、母国オーストラリアの06年メルボルンCを快勝したデルタブルースの走りを目に焼き付け、日本競馬に深い興味を持ったという。デルタブルースを担当していたのは、現在サートゥルナーリアを受け持つ滝川助手。05年のディープインパクト以来、14年ぶり7頭目の無敗2冠制覇へ。13年の時を経て、若き名手はチームとして夢を紡ぐ。 (山田数夫)

大舞台での1番人気予想にも「意識はない」と語るレーン

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◆レーン☆一問一答「しまいの脚素晴らしい。楽しみ」

 −サートゥルナーリアのイメージは。

 レーン「過去のVTRを見て確認したが、いい馬だ。乗るのを楽しみにしている。しまいの脚は素晴らしい」

 −おそらく1番人気になると思うが。

 「特に意識は変わらない」

 −日本のダービーの印象は。

 「テレビでは見たことがある。ファンがつくりだす(競馬場の)雰囲気を、とにかく楽しみにしている」

 −当日は約10万人の観客が入る。そのような雰囲気でレースしたことはあるか。

 「オーストラリアである。10万人以上の観客が入るメルボルンCには3回乗っている」

 −初来日でいきなり活躍している。

 「結果を出すことはできているが、いい馬に騎乗できていることが大きい。みんなの協力に感謝している」

 −最後に、ファンにメッセージを。

 「日曜は競馬場に来てください。1人でも多くのファンとお会いできるように。(ダービーに)参加することを非常に楽しみにしています」

 

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