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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]皐月賞 名血メイショウテンゲン 弥生再現へ

2019年4月10日 紙面から

 「第79回皐月賞」(GI・14日・中山・芝2000メートル)で、トライアルの弥生賞を制したメイショウテンゲンが1冠目を狙っている。まだ課題はあるが陣営は展開ひとつでチャンスはあると期待を寄せる。母はGIで好走経験はあったが勝てず、大けがによる能力喪失で引退した。母が勝てなかったGIを子が取りにいく。

 トライアル覇者を軽視しては痛い目に遭いそうだ。弥生賞勝ち馬メイショウテンゲンが一発を狙っている。

 昨年10月の京都デビューから初勝利に4戦を費やし、初の重賞挑戦となったきさらぎ賞は5着。春の大舞台への道は閉ざされたと思われたが、重馬場の前走で激走。見事に本番へと駒を進めた。

 「まだまだ課題が多い」と土屋助手は前置きしつつ、「集中して走れれば、前走のような競馬ができる。同じ条件を走っているし、輸送も経験しているのは強み。長く脚を使うタイプなので、仕掛けどころひとつだと思う」と口ぶりは滑らかだった。

 母メイショウベルーガはGII2勝、2010年エリザベス女王杯2着など活躍したが、11年天皇賞・秋で右前繋靱帯不全断裂により競走中止に。すんでのところで安楽死こそ回避できたものの、能力喪失でターフを去ることになった。ベルーガが存命だったからこそかなったクラシック挑戦。母も管理した池添兼師は「時計がかかって、うまいこと立ち回ってくれれば。メンバーはそろっているけれど、期待はしています」と力を込めた。

 母の主戦でもあった池添は先約のため乗れないが、新たにタッグを組む三浦は先週時点で関東リーディング2位につけるなど好調。1週前には栗東で追い切りに騎乗し、感触を確かめた。「この馬の癖をつかんでくれたと思う」と師は納得の表情。母が届かなかったGIの頂きを、命をつないだ息子がつかみ取る。

  (栗東取材班)

 

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