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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]中日スポーツ賞ファルコンS ハッピー、直線一気

2019年3月17日 紙面から

中日スポーツ賞ファルコンステークスを快勝したハッピーアワー=中京競馬場で

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 「第33回中日スポーツ賞ファルコンS」(GIII・芝1400メートル)は16日、中京競馬場で行われ、4番人気のハッピーアワーが1分20秒9のレースレコードで重賞初制覇を果たした。武幸四郎調教師(40)=栗東=も重賞初勝利。2着は3番人気のグルーヴィット、3着は2番人気のローゼンクリーガー。吉田隼人騎手(35)=美浦・フリー=は同レース初勝利。

◆レースレコード 

 混戦ムードをハッピーアワーが直線一気の豪脚で断ち切った。道中はじっくりと13番手。直線で外に持ち出すとはじかれたようにグイグイ伸びた。2着グルーヴィットとの差はわずか3/4馬身差とはいえ、1分20秒9のレースレコードをマークした末脚の迫力は、中京のファンを熱くさせるには十分なものだった。

 「道中は2着馬を見て競馬を進めました。4コーナーは抜群の手応えだったし、追い出してからは一瞬にして前に取り付くことができましたからね」。初騎乗でハッピーアワーを重賞初Vに導いた吉田隼から笑みがこぼれた。

◆8度目挑戦で悲願

ハッピーアワーでJRA重賞初勝利、観客の声援に応える武幸四郎調教師

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 武幸師は、調教師として8回目の挑戦でのJRA重賞初勝利。「子馬の時から見ていますからね。厩舎に入れた一世代目の馬で重賞を勝つことができたのが、うれしい」と目を細める。

 ジョッキー時代とは違う充実感。同師は「難しいところのある馬でしたが、これまで騎乗していた秋山騎手が競馬を教え込んでくれた。それにスタッフもすごい状態に仕上げてくれました」と周囲への感謝を欠かさない。

 もちろんハッピーアワーにとっても大きな1勝だ。「このあとは馬の状態を見つつ、オーナーと相談して決めます。無事に育てばもっと楽しみ」と指揮官は今後へ期待を膨らませる。

 桶狭間で挙げた貴重な1勝をステップに次なるステージへ。「今の感じならいいためも利いているし、マイルでも大丈夫だと思う」と吉田隼。武幸師が手塩をかけて育てるこのハービンジャー産駒が、さらにたくましさを増してGIタイトルを目指していく。 (大野英樹)

末次秀行中日スポーツ総局長(左)からカップを受け取る吉田隼=中京競馬場で

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<ハッピーアワー> ▽牡3歳・鹿毛▽父ハービンジャー、母サクセスシルエット(母の父ディープインパクト)▽馬主・高嶋祐子氏▽生産者・北海道浦河町 有限会社吉田ファーム▽戦績・7戦3勝、重賞は19年中日スポーツ賞ファルコンS・GIII(1着賞金3800万円)の1勝▽総収得賞金・7798万6000円▽武幸四郎調教師、吉田隼人騎手ともに初勝利。

◆グルーヴィット 北村友、納得2着

 ダートで2戦2勝だったグルーヴィットは、勝ち馬との追い比べで3/4馬身差及ばず2着だったが、3着以下は3馬身離した。

 北村友は「素直な馬でスムーズに流れに乗って対応してくれました。しまいも反応良く伸びてくれましたね。初めての芝でよくこれだけ脚を使ってくれました」と満足げ。芝にもめどの立つ内容だけに、今後の展望がさらに開けた。

 

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