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【プロ野球】

侍ジャパン金への課題は第2先発…大野雄は当落線上 東京五輪へ選手枠は28から24へ

2019年11月18日 21時58分

練習中、稲葉監督(右)に声をかけられる大野雄=東京ドーム で

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 東京五輪の前哨戦と位置付けた「プレミア12」を制した侍ジャパン。今後は選手枠が28人から24人に狭まる五輪に向け、選考が重要な鍵を握る。スペシャリストの採用を含め、稲葉監督の眼力が問われることになる。

 今大会では勝利の方程式が確立した。追加招集された新人の甲斐野は5試合を無安打無失点。シーズンでは先発だった山本はセットアッパーで輝き、守護神の山崎も5試合で被安打1と安定していた。

 3人は計15イニングで20奪三振、与四球1。建山投手コーチは「四球を出さずに、三振が取れる投手が3人そろっていたのは強み。重圧がかかっても開き直れるのも大きい」と評価。ここに左肘の違和感で辞退した松井が加われば厚みは増す。

 先発では今永が国際大会での強さを示し、高橋礼もサブマリンの系譜を継いだ。課題は専門職ではない第2先発。制球を乱す場面もあった大野雄は当落線上。建山コーチは「そこを担える投手を探していかないといけない」と強調する。

 野手では鈴木が何よりの収穫だ。大会MVPに輝いた25歳は五輪でも4番に座ることが確実で、打線に軸ができた。本職がいなかった一塁には浅村や山田哲が入ることで起用の幅も広がった。

 あとは打線をいかにつなげていくか。稲葉監督は「連打で点を取るのは難しい。機動力や送りバントはしっかり使う必要がある」と再認識。その姿勢は2次ラウンドでここ2年間、犠打のない丸に3度犠打を命じたことにも現れた。

 「中南米の投手には力勝負ではなかなか勝てない。今回はしっかりと四球を選ぶ、何とか後ろにつなぐということをやってくれた。そういうところも含めて人選を考えていく必要がある」と稲葉監督。すべては五輪の金メダルのため。慎重に見極める。

 

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