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【プロ野球】

工藤ホークス、原巨人に5連勝 宮崎での練習試合で8-4完勝

2019年11月15日 紙面から

5回、追加点にベンチで笑顔を見せる工藤監督(左)

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 これが「育成のホークス」だ!! ソフトバンク工藤公康監督(56)が14日、チームの将来に大きな手応えをつかんだ。無傷の4連勝だった日本シリーズ以来の対戦となった巨人との練習試合(サンマリンスタジアム宮崎)で、8−4と快勝して堂々の“5連勝”。ともに若手中心のメンバー構成となった中、4番の砂川リチャード内野手(20)が3ランを放つなど、育成3選手だけで計7打点を挙げた。

 “日本シリーズ第5戦”も、工藤ソフトが原巨人を圧倒した。秋晴れの中で行われた練習試合。若手中心の秋季キャンプ中ということでソフトバンクの先発には、4人の育成選手が並んだ。両軍ともにフレッシュな顔ぶれとなったが、ベンチでは工藤、原両監督が指揮。チームの近未来を占う一戦は、先月の日本シリーズ同様、日本一軍団が選手層の厚さを見せつけた。

 まずは4回2死一塁で打席に入ったのは4番砂川。育成ながら今季指導した藤本3軍監督が「柳田級」と認めるパワーの持ち主だ。エンドランのサインに「守備位置を見ていたので」とガラ空きの一、二塁間を破る器用さを見せ好機を拡大。栗原の先制適時打につなげると、同じく育成の大砲候補・黒瀬も大江の138キロ直球を左翼席中段に突き刺した。

 4番砂川は5回にも2死二、三塁で直江のスライダーを強振。「こすったけど、ワンチャン(ワンチャンス)あると思った」と、持ち前のパワーで打球を左翼ポール際まで運んでみせた。同じく5回には、今季のウエスタン・リーグ最多安打の田城も左前適時打。「育成からでも主力になれることが示されている」と田城が話すように千賀、甲斐、周東らが作った「ルート」を駆け上がるべく、すべての若鷹がブレークへ虎視眈々(たんたん)だ。

 育成3選手だけで計7打点を挙げての快勝。工藤監督は「結果が出ることが何より選手の自信になり、今後の練習にもつながる」と目を細めた。クライマックスシリーズから10連勝フィニッシュで日本一を達成したが、今年最後の対外試合も快勝。「11連勝? それはどうでもいいでしょ」。笑顔の工藤監督がチームの未来を支える若手を厳しく鍛える。 (倉成孝史)

 

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