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【プロ野球】

中日OB井上一樹さん阪神1軍打撃コーチに 苦悩の決断独白「ドラゴンズファンにはしっかりと話しておきたい」

2019年10月13日 19時6分

試合前に談笑する(左から)宇野勝さん、巨人・原辰徳監督、井上一樹さん、和田一浩さん=9月20日、ナゴヤドームで

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 阪神の来季の1軍打撃コーチに、中日OBで本紙評論家の井上一樹さん(48)が就任する。井上さんは2009年に現役を引退後、中日で1、2軍打撃コーチ、2軍監督を歴任。7年ぶりの現場復帰となる。中日以外のユニホームを着るのは初めてだが、苦悩の末の決断を独白した。

 選手で20年、指導者で4年。ユニホームを脱いだ今も、ドラゴンズにお世話になり、ドラゴンズに育ててもらった井上一樹という思いに変化はありません。そんな私がなぜ阪神のコーチ要請を受諾したのか。ドラゴンズファンにはしっかりと話しておかなければいけません。

 私と矢野監督の出会いは、1991年。入団は私が1年先ですが、3歳上の矢野監督はそのころから野球に対して「同じハートの持ち主」と思っていました。その矢野監督からコーチ就任の要請がありました。素直にうれしい。その半面、悩みに悩みました。自分は中日一筋で野球人生を終えるべきではないのか? 選手時代にトレードで阪神に移った矢野監督は私の迷いを理解した上でこう言ってくれました。

 「それはわかる。でもチームをつくる上では、どうしても一樹しかおらんのや。頼む」と。これだけ自分を求められれば、応えるのも野球人の務めではないのか。厳しい道、いばらの道だとわかった上で、引き受けました。悩みに悩んだ決断でしたが、受けた以上は「井上が行って、阪神は強くなったな」とドラゴンズファンにも認めてもらえるようにやるつもりです。黄色の血の中に、青い血を入れて化学変化を起こしたい。必ず野球人としてのスキルを上げてきます。(本紙評論家)

 

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