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【プロ野球】

広島の新監督に佐々岡さんの就任確実 投手コーチから昇格へ

2019年10月5日 紙面から

投球練習する大瀬良(手前)を見守る広島・佐々岡投手コーチ=9月22日、マツダで

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 広島は来季監督に佐々岡真司投手コーチ(52)の就任が確実となった。4日、鈴木清明球団本部長から正式要請を受け、受諾する方向だ。早ければ週明けにも会見する。エース、守護神として通算100勝100セーブを記録した男が、Bクラスに転落したチームを救う。

 2016年からのリーグ3連覇を2軍投手コーチとして支え、今季は1軍投手コーチとして敗因も理解する得難い人材。そんな佐々岡コーチを球団は新監督に最適と判断した。松田元オーナーも「ロジカルな考え方を持っていて、選手の育て方も的確。そのあたりの手腕は買っている」と評価する。

 1軍投手コーチを務めた今季はチーム防御率が昨季の4・12から3・68と改善。一方で抑えの中崎が不振に陥るなど、勝ちパターンを確立することができず、敗因の一つとなっただけに「底上げをしてもらいたい」と鈴木清明球団本部長。投手陣の再整備を託す意味でも“佐々岡監督”の力が必要だった。

 人柄の良さも大きな理由となった。松田オーナーは「投手の心が分かっているし、やさしく包み込むような人柄。生え抜きとして先発、抑えと苦労もしている」。投手出身監督となれば、広島では1965年途中から67年まで指揮を執った長谷川良平監督以来。同オーナーは「Bクラスから上がるのは大変。岡田、薮田とか不調だった選手を復活させてもらいたい」と期待を寄せた。

<佐々岡真司(ささおか・しんじ)> 1967(昭和42)年8月26日生まれ、島根県出身の52歳。浜田商高−NTT中国からドラフト1位で90年に広島入りし、速球とスライダーを武器に活躍。91年は最多勝と最優秀防御率で、リーグ優勝を支え、沢村賞とリーグ最優秀選手に輝いた。99年に無安打無得点試合、2003年に通算100勝100セーブ達成。07年の引退までに通算570試合に投げて138勝153敗106セーブ、防御率3・58。

 

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