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【プロ野球】

シンノスケ劇場! 巨人・阿部、引退試合で7号同点アーチ

2019年9月28日 紙面から

4回裏1死、阿部が同点ソロを放つ(北田美和子撮影)=東京ドームで

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◇巨人6−4DeNA

巨人は0−2の4回に坂本勇の40号ソロと阿部の7号ソロで追い付き、5回に炭谷の満塁本塁打で勝ち越した。ルーキー戸郷が5回から4イニング2安打無失点と好投しプロ初勝利。DeNAは打線が15三振を喫し、追い上げも及ばなかった。

 シンノスケ劇場だ! 巨人は27日、レギュラーシーズンの本拠地最終戦となるDeNA戦(東京ドーム)を「ありがとう慎之助」と銘打ち、阿部慎之助捕手(40)の引退試合として実施。「4番・捕手」で先発した阿部は2回から一塁へ移り、4回1死の第2打席で右翼席へ7号同点ソロを放つ千両役者ぶりを見せつけた。

 万雷の拍手と「シンノスケ」コールを浴びながら、ベンチへ退いた。阿部が8回の守備にいったん就いてから交代。原監督もナインも総出で出迎える演出で盛り上げた。

 試合前には、初安打初打点から始まり、2000安打、400本塁打など19年間のプロ野球人生を振り返る特別映像が大型スクリーンに流された。試合が始まると、かつての名場面を再現するような光景を繰り広げ、千両役者ぶりを見せつけた。

 打っては4回1死で通算406発目となる7号同点ソロ。内角高めの真っすぐを右翼席に突き刺し、「この試合に携わってくれた皆さんに感謝の気持ちしかありません。

最高です!」。あまり表情を変えずにダイヤモンドを一周した。

 守っては「4番・捕手」で先発し、自ら引退会見で指名したマシソンとバッテリーを組んだ。捕手業から遠ざかる原因となった首痛を負った時と同様にファウルチップを食らい、「運命を感じましたね」と苦笑いした。

 2回には中大の後輩・沢村と組み、投げる前につかつかとマウンドへ。2012年の日本シリーズで頭をはたいた再現かと思いきや、はたく振りだけして握手。「ありがとう」と言い残し、一塁へ回った。

 25日の引退会見に続き、一切、涙はなし。「日本一になって泣こうかなと思ってます」。シンノスケ劇場はまだまだ続く。 (小林孝一郎)

 

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