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【プロ野球】

息子の練習を木陰から見守る巨人・阿部は純度100%「見つかったら注目されちゃう」LINE返信も超速

2019年9月27日 18時20分

引退会見で笑顔を見せる巨人の阿部=26日

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 周囲を見渡し、バランスを重視するのは捕手の性なのか。巨人のリーグ優勝翌日。記者は主力数人に祝福のLINE(ライン)を送った。返信が一番早かったのは阿部。思えば、連絡に対する反応はいつも早い。

 本人は「早く返さないと悪りぃじゃん」と出身地の千葉弁でサラッと言う。これが阿部流。年下の記者への対応ひとつとっても、巨人の重鎮はいつだってナイスガイだ。

 子どもの教育にもその姿勢は表れる。小学生の長男は少年野球チームで捕手。練習を木の陰からそっと見守るという。

 「オレが見つかったら注目されちゃう。監督、コーチに迷惑かけちゃダメ。何も言わない。オレも体がデカイから見つかっちゃうこともあるけどね(笑)」。子どもを預けた以上、あくまで保護者の一人。名選手だろうが立場を逸脱しない。ちなみに「見つかったらササッと帰る」という。

 ピュアなのだ。混じりっけなしの純度100%。中日担当から巨人担当となり「こんなにも純粋なプレーヤーが巨人の4番なのか」と感じさせられた。

 トップに君臨するプレーヤーは、一癖も二癖もあるのが常。ただ、阿部はその枠組みには入らない。だから、巨人を取り巻く誰もに愛され送り出されたのだと思う。

(2017、18年巨人担当・川本光憲)

 

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