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【プロ野球】

楽天の最終戦最終回に由規が481日ぶり登板「気持ちで抑えた」「楽天に感謝」CS登板は微妙

2019年9月26日 23時13分

移籍後初登板した楽天・由規

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◇26日 楽天7−1西武(楽天生命パーク宮城)

 止まっていた時間が最後の最後に動きだした。昨年限りでヤクルトを戦力外になり、楽天に移籍して育成選手から7月に支配下登録された由規が7−1の9回に登場。今季最終戦の最終回で巡ってきた移籍後初登板は、最速150キロの直球を主体に、2三振を含む三者凡退に仕留めた。

 仙台育英高時代に最速157キロの剛速球で注目を集めた地元のヒーローを、仙台のファンは待っていた。名前がコールされると、割れんばかりの大歓声。平石監督からは「思い切って腕を振っていけ。楽しんでこい」と背中を押された。

 「思った以上の声援にこみ上げるもがあったが、抑えるのが自分の仕事。イメージ通りの球ではなかったが、原点に返って気持ちで抑えた。3人で抑えられてホッとした。拾っていただいた楽天に感謝している」

 ヤクルト時代だった昨年6月2日の楽天戦(楽天生命パーク)で先発するも、右肩痛が再発して途中降板。その試合以来となる481日ぶりの登板で3人斬り。登板後は目が少し潤んでいた。

 楽天がクライマックス・シリーズ(CS)進出を決めた24日は仙台市内の実家で家族と一緒に見ていた。自宅に戻って風呂から出て、寝ようと思った午後11時ごろ、1軍合流の電話があったという。「その瞬間から試合のような緊張感がずっと続いていた。驚いたけどすごくうれしい。ここが最後のマウンドだったので…」。試合後、復活登板を果たした由規に、再び2軍行きが通達された。ポストシーズンでの登板は微妙。だが、楽天ファンへのあいさつとしては、十分なパフォーマンスだった。(竹村和佳子)

 

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